[情報]
W32.SQLExp.Worm(別名)SQL Slammer Worm、DDOS.SQLP1434.A、W32/SQLSlammer、SQL_Overflow、Worm.SQL.Slammer、Sapphire、Worm.SQL.Helkern、New SQL Worm、Slammerと呼ばれる新種ウイルスが、メディアからの注目を浴びています。“皆様方もお気をつけください。”
このウイルスは、2003年1月24日に発見されました。現時点での亜種、変種の報告はありません。今のところWindows 3.x、Windows 95、Windows 98、Windows Me、Microsoft IIS、Macintosh、OS/2、UNIX、Linux には、影響を与えません。(今後、亜種がでてきて、今現在影響を受けないOSも被害を受けるようになる可能性がありますので、十分注意したほうがよろしいかと、私は思います。)
どのような悪質な活動や動作をするかといいますと、対応パッチやサービスパック3(通称、SP3)を当てていないSQLサーバのユーザーの、ネットワークのアベイラビリティ(可用性、有効性)に悪影響を与え、最悪の場合、システムダウンを引き起こします。
とにかく、Microsoft SQL Server 2000、Microsoft Desktop Engine (MSDE) 2000を使っているならば、Microsoft SQL Server 2000、Microsoft Desktop Engine (MSDE) 2000の対応パッチやサービスパック3を当てましょう。
そのあとに、ウイルス対策プログラムを入れているならば、一番最新の定義ファイル、パターンファイル、DATファイル等をダウンロードすることをお勧めします。(これは自己防衛を促すために言っています。どうか御理解していただくと共にご了承下さい。)
何度も言うようですが、亜種が出ることが予測されますので、きちんと対処しておきましょう。(亜種が出てきて、悪質な活動や動作の内容が変わるかもしれませんが御理解していただくと共にご了承下さい。)
私は、どのようなウイルスも流行ることのないことを願っていますし、それが望みでもあります。