アシュラさんへ

小さい事、出来る事を少しづつ、です。
焦りや不安は“誰にでもあるものです”貴方だけじゃない

今の状況から抜け出すには「決まった時間に起きる」とか
「家の手伝い(掃除でも後片付けでも)」何かを決めて続けてやる事です。

余計な事は考えない、出来る事をする。
やっても“無駄”とか“どうせ”という言葉を考えない。
小さい事の積み重ねは見えなくても溜まっていきます「自信」となって

体力を付けるために散歩も良いと思います。
不安は考えれば考えるほど「自分で大きくしちゃいます」

生きてて不安なのは、みんな一緒
でも「何とかなるから」みんな生きています。

アシュラさんへ

うつ状態を４年続けている者です。
うつ病ではないのですが、うつ状態だけを訴えている状態がうつ病ではない
かと思い、お返事させていただきますね。

周りは学校に通っていて、自分だけ取り残されている…
家では寝てばかりで家族には迷惑ばかり掛けている…
将来に希望が持てないそのお気持ち、よく分かります。

私にはまだ小さい子供が２人います。
もう２年半くらい、旦那の実家で完全に生活しています。
自宅とはすぐ近所なので、調子の良い時は保育所の送り迎えや義母がしてく
れる食事の仕度を手伝ったりしていました。
…今は事情があって、私だけ家族から離れているのでなんにも出来ませんが
（苦笑）
それでも、状態を判っていない人からの心ない言葉に傷つく事はまだありま
すが、家族は協力してくれていて。だから私はそれだけでも幸せで感謝なの
です。

子供の成長・子育てもロクに出来なくて、家族には迷惑掛けっぱなしで
周りのお母さん達とも、子供の成長状態についての話にはついていけなく
て…参観日の後の懇談で、仕事の事情ではなくて自分の体調が悪いという理
由で「一緒に生活していないのでわかりません」と、誤魔化す言葉も見つけ
られなくてそのまま説明するのが、今でもすごく悲しいです。
でも子供はちゃんと育っているし、調子の良い時は一緒に出掛けたりするの
ですが、子供はすごく喜んでくれます。
　　
　　
動こうと思っても動けないのがうつ状態です。
サボる為に動こうとしないのではなくて、動かないといけないってわかって
いても動けない…だから動かないのが一番なんですよ。
私は周りへの感謝の気持ちだけは忘れずに、してもらえた事には必ず「あり
がとう」と言葉に出したり態度で示したりする事だけはしています。
周囲に「動きたくても動けないのが当たり前な状態なんだ」と理解してもら
えるだけで、きっとアシュラさんの心は楽になるのではないでしょうか。

人生は長いんです。
心が「休みたい」って悲鳴をあげているから、体が動かないんです。
…だから今は人生の中で『休む時期』だって、そういう時期があったって良
いと思いませんか？
心が疲れている時には体をしっかり休めるのが一番です。
休めていないから…体が動かないんだと思っても良いくらいですよ♪

多分アシュラさんは自分が動けない事や周りから取り残されているのではと
いう現実ばかり考えて、きちんと体も頭の中も休めていないのだと思いま
す。
「どうしよう…どうしよう…」と考えてばかりいては、長引くばかりです
よ。
ここは家族に甘えさせてもらって『今は休ませてもらって、いつかお礼を』
という気持ちを持ってしっかりきちんと休むのが一番だと思います。

周囲から取り残されているというのは、結構後からでもなんとかなるもので
す。
特に勉学に関しては、私の個人的意見ですが…人生一生勉強だと思っている
ので、やれる時にいつでも出来ますよ。
歳を取ってから、大検を受けて大学生になったりという人だっていらっしゃ
ったと思います。
それに、私の友人は…病気で進学しなかった訳では無かったのですが、何年
か仕事をしてから結婚し、通信制ではありましたが仕事・家事・学生をこな
して卒業しています。
遅れはいつでも取り戻せます。

しっかり休んで…自分が「今日は動けそう」と思えるくらい回復したら、出
来る事から始めてみると良いですよ。
調子が悪くなったら、また休ませてもらって。
そうやって繰り返していくうちに、自分で「今はダメだなぁ」とか「今日は
大丈夫そう」というのがわかってくるようになるので、前もって家族に「今
日は調子良いから手伝うね」と言えるようになりますよ。

なので…不安な事・リスカの事も出来ればきちんと定期的に通院してカウン
セリングを受けて、お薬もきちんと飲んで休んでみてください。
お薬を決まった時（朝なら朝とか）にきちんと飲めたら、それだけでも規則
正しい生活の一部になりますから。
「今日は朝に朝の薬が飲めた」って喜べる朝もあれば、「今日はダメだっ
た」という憂鬱な朝もあるかもしれません。
でも小さな事でも自分で出来た事を喜ぶのが一番の心の栄養だと思います。

私の場合は不安な時やリスカをした時やＯＤをした時などは、当日か翌日に
すぐ先生の所へ行って、話をしました。…話す事すら出来ない状態の時もあ
りましたが、それでも必死で不安を訴えたりしましたよ。
話す事で楽になる事もありましたから。
これも段々と先生のアドバイスや、自分の経験で「こういう気分の時はこう
してはいけない」とかの判断が出来るようになってきますから、対処出来る
ようになりますから心配しなくても大丈夫だと思います。

死んでもなんにも始まりません。
生きているから『辛い』って感じられるのも事実ですが、生きているから
『楽しい』と思える事だってたくさんあるはずです。
どんな小さな事でも…

今は生きてしっかり休む事が一番の早道だと思いますよ。
早く辛い状態から抜け出そうとすればするほど、心が疲れてしまいますか
ら。
無理は禁物です。
　　
　　
私は今でもうつの波がありますが、「生きていればなんとかなるや」と…辛
い時は家に閉じ篭ったまま布団の中にずっといたりしてます。
なんとかなるものです♪

しっかり休んでください。
きちんと休めたら、体も動くようになりますよ（*⌒∇⌒*）