12月に種をまいてプランターで育てているカブ、久しぶりに雨が降り、23株のカブが急激に大きくなって驚いているぶんぶんでございます。そろそろ収穫時です。
さて、任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch」が発売間近になりましたが、どうやらWebブラウザは搭載されていないみたいですね。
せっかく、無料(クレジットカードのポイント)で手に入れられることになり実機で動作確認できるので、はじめーるや開発中の新Danwa(仮名)をSwitchに対応させられると思っていたのですが、ないものはしょうがないということで納得しましょう。Web開発側としては、余計な手間がかからなくて助かります。
かつては(表示・挙動の違うWebブラウザは多々ありますが)パソコンだけ気にしていればよかったものが、Webブラウザ搭載の携帯電話に始まり、ゲーム機、デジタルテレビ、デジタルカメラ、自動車、冷蔵庫まで・・・。
それぞれ(メーカー・機種・バージョンごと)に表示や挙動が微妙に違うため、内部でプログラムに手を加えて意図的に対応させない限り、全てに同じ表示・動作をさせることはできないので開発に時間もお金もかかり、コンテンツ開発者側としてはいい加減にしてほしい、そんな感じなんです。
Webブラウザを使う利用者側も、それぞれの端末のそれぞれのブラウザで設定したり、登録したり、使い方を覚えたりしないといけないので、情報過多で頭が混乱してしまう元になっているはずです。
最近のゲーム専用機には当たり前のように搭載されているWebブラウザですが、長い目で見たマーケティング的にもこれからは深い意味をもってゲーム専用機はゲーム専用に特化すべきであり、Webブラウザは必要ないと考えています。任天堂さん、よくぞ決断されたと思います。
最近の任天堂さんの動向を見ていると「Switch」をヒットさせるためにかなり練り上げられた心理的戦略で動いているのが感じ取れます。メインターゲットは団塊二世(40代)、つまり任天堂を世界的企業に押し上げたファミコン世代です。このファミコン世代をもう一度ゲームに呼び戻す戦略で動いているようにぶんぶんは感じ取っています。
特に子を持つ団塊二世を引き込めば、もれなく小学生〜高校生のお子さんたちがついてきますので、狙いどころとしては間違っていないと思います。
ゲーム専用機なんて、もう二度と買うことはないと思っていましたが、世代人口の多い団塊二世であるぶんぶんもまんまと任天堂さんの戦略に乗せられてしまったみたいです・・・。
昨年のポケモンGOの大ヒット(出資・共同開発)に始まり、USJでの任天堂エリア「SUPER NINTENDO WORLD」(東京五輪前オープン)の発表、今後年に2〜3本程度の投入予定でまさかのスマホ本格参入(スーパーマリオ・ラン、ファイアーエンブレム・ヒーローズ、開発中のどうぶつの森...)、3DSソフト「ポケモン サン・ムーン」の大ヒット、ニンテンドークラシックミニ・ファミリーコンピュータの発売。
ニンテンドークラシックミニ発売を記念して、ぶんぶんも中学生のころ買っていたあの『ファミマガ(ファミリーコンピュータ Magazin)』と『ファミコン通信』復刻版まで発売されました。
満を持して「Switch」の発表(大人寄りのデザイン、据え置き機なのに持ち運び可能な本体、戦略的にあえて抑えている映像スペック、他にない触覚VR搭載)、「Switch」のCMに大泉洋さん(43)起用、サードパーティ(ソフト提供企業)への配慮なのかキラータイトル(ゼルダ、マリオ、スプラトゥーン2...)の分散発売。次々とファミコン世代が戻るだけでなく、サードパーティまでもが任天堂に戻る(再参入・参入する)きっかけとなる種がまかれています。
それらに影響を受けてか、現在制作責任者の多くが団塊二世であるテレビ番組で「レトロなゲーム」が取り上げられるようになってきている動きまであり、間接的な種もまかれ始めているようです。
これだけ種がまかれれば「Switch」は「Wii U」のような失敗はしないでしょう。スマホゲームを無料で遊べる逆境の時代ですが、まいた種が大きく育ち、まさかの大ヒットをする予感がしています。初回販売は世界で僅か200万台とアナウンスされていますが、即完売するはずです。これから7〜8年かけて(プレステを追い抜き)世界で5000〜7000万台ぐらい売れる商品に育つかもしれません。
久しぶりに任天堂さんハードを手に入れることになったこともあり、子ども時代にお世話になった任天堂さんの今後の収穫作業(動向)を見守っていきたいと思います。
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