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先頭から

リアル社会化したインターネット交流

メール転送可
記事 1379 by
 ぶんぶんが談話室に書き込んだキュキュット体験談を見て、ついでに
CM動画も見たことがきっかけで、キュキュットの購入報告をこっそり
してくれた人がいらっしゃいました。やっぱりいらっしゃいましたね。
ただ、こっそりじゃなくて、談話室へ書き込んでくれたら会話の輪が
広がるのにな。

 いろんな方からお便りをいただくでございますが、なんかもったい
ないと思うことがよくあるのでございます。

 ぶんぶんの考える日記から火がついて想起されたちょっとした体験談など
を書いてくださる方も時どきいらっしゃるのですが、そのお便りメールに
ぶんぶんが目を通した直後にそのメールの役目が終わるなんて、なんとなく
切ないのでございます。

 ぶんぶん一人だけが読んで終わってよいのかな…、もっと多くの人が
読めば、へぇ〜とかふぅ〜んと思えるし、何かを感じ、それがきっかけで
また別の人の新たな体験談が想起されたり、そうやって人と人とのコミュニ
ケーションが広がって、人と人の心が見えない糸でつながっていくのでは
ないでしょうか?

ぶんぶん一人だけが読んで終わるなんて、せっかく貴重な時間を使って
書いてくださったのに申し訳ない気持ちになるんです。
だから最近、考える日記の一部をみんなの談話室に載せたりしている
らしいのです。ぶんさんは…。

 最近ぶんぶんは思うのです。
インターネットが普及し始めた頃と、今のインターネットとでは
“人びとの中にあるインターネットコミュニケーションの概念が変わった”
このように思うのでございます。
インターネットコミュニケーションの概念とは、
インターネットのコミュニケーションとはなんぞや?ということです。
 
 急に変わったのではなく、ネット人口の増加に比例してじわりじわりと
変化していったという感じでしょうか。これは誰もが気づかないうちに
無意識的に変化していったという意味合いが強いかもしれません。

 インターネットが一般人に対してまだ草創期の頃から約15年間、
インターネット上のコミュニケーションを自分も参加しつつ見てきました。

かつては、だれもがもっと積極的に他人とコミュニケーションを取ろうと
いう意欲が強かったように思います。そこに躊躇はあまりありません。

 なぜなら、周りに身近な知人や友人が画面の向こうにいなかったため、
遠くの人とコミュニケーションがとれるインターネットの利点の恩恵を
受けるには、いやおうなしに知らない他人に自ら話しかけるしかなかった
のです。画面の向こうには他人しかいないのですから…。

 ぶんぶんがパソコンを買って、初めてインターネットに接続した頃、
ぶんぶんの周りの親しい人物の中に個人でパソコンを持っている人間は
誰もいませんでした。せっかくパソコンを持って、インターネットが
使える環境があっても、周りにそれについて話す相手もいません。
パソコンをただの箱にしないためにも知らない他人と接触するしかない
のです。

 それが今では、友人知人だけでなく隣近所に住む隣人でさえパソコン
を持ち(持ち歩き)、インターネットの恩恵を受けています。
さらには携帯電話とパソコンが一体化したようなスマートフォンが
急激に普及してきています。小さな児童までもが携帯型ゲーム機で
インターネットの恩恵を受けています。誰の手元にもインターネット
の世界がある、そんな世の中になろうとしています。

 かつてインターネットの世界は、バーチャルな社会であると比喩されて
いましたが、今もそうでしょうか?
もう既にインターネット=バーチャルな社会ではなく、
インターネット≒リアル社会になっているのではないでしょうか?

 現実に2011年の日本のネット利用者数は約9500万人です。
ぶんぶんがインターネット人口の仲間入りをした頃は500万人超で、
1000万人にも達していませんでした。はじめーるを立ち上げた1999年7月時点
でも2000万人にも及びませんでした。

現在、先進諸国のインターネットの恩恵を受けている人間の人口は、
リアル社会の人口と変わらなくなってしまったのです。リアル社会での
生産年齢人口である15〜64歳に限っていえば、ほぼ同数といっても過言
ではありません。
 
2011年のインターネットの社会には、リアル社会にも存在する友人、知人、
隣近所、隣人までが相互接続が可能な状態になっています。

 そうです、2011年のインターネットコミュニケーションでは、わざわざ
名前も顔も知らない赤の他人に緊張しながら話しかける必要がなくなって
しまったのです。ちょっと声をかければ、気心の知れた友人や知人と
様々な通信機器を使ってネットコミュニケーションをとることができます。
そのぐらいインターネット人口が増えました。

人口が増えると、趣味や興味が合うなどの気心知れた人もかつてに比べたら
探しやすいので、そいういう人たちとばかり話をしていると、だんだんと
自分の意見にイエスと言ってくれるような話の合う人たちとのコミュニ
ケーションだけを好むようになってきてしまいます。楽ですから…。
 
すぐ近くに気心しれた人がいるのに、わざわざ緊張したり、無視されたり
するリスクを背負ってまで、赤の他人と話したくありませんよね?

 本当のリアル社会ではどうですか?
あなたは、道ですれ違う赤の他人に話しかけていますか?
道をすれ違う見ず知らずの人びとと目を合わせ、言葉を交わしている
のは、キャッチセールスかナンパ師、宗教の勧誘ぐらいです。
公の場に出て発言をするなんてとんでもないことですよね?
そんなことをしている人は、芸能人や文化人、政治家ぐらいです。

 利用人口的にリアル社会化しているインターネットは、まさに
この状態に近づいているような気がします。
大多数の一般人が、知らない他人と話そうとしませんし、公の場では
ほとんど発言しなくなりました。

15年前からネット人口がうなぎのぼりに増えたにも関わらず、公の場
に出てきて発言をする人口は、それと同じように増えたでしょうか?

“インターネットコミュニケーションの概念が変わった”というのは
こういうことなんです。

本来のインターネットの醍醐味でもある、遠くに離れた人との交流や
普段絶対に知り合うことのない人びととの交流ができるという奇跡に
近い素晴らしい機能をだんだんと忘れてしまっただけでなく、
それすらも知らない人、気づいていない人がたくさんいらっしゃるよう
に感じます。
もしくは、当たり前じゃないものが身近にあって、当たり前すぎて意識
すらされなくなったのかもしれません。

 インターネット交流がリアル化するということは、インターネット上
にも現代日本人のの典型的なよそよそしい現実の社会(特に都会での隣に
住んでいる人の顔も名前も知らないような社会)が押し寄せてしまった
といえるのではないでしょうか?
 
 インターネット上では、顔も名前も知らないのは一般的ですが、
それとはまた意味合いが違います。インターネット上では、基本的に
ハンドルネームが顔と名前の役割をしているからです。
名前によってその人の第一印象や外見的なイメージがつくられます。
だから、自分のハンドルネーム、もっと大切に扱って欲しいのです。

 これらの考察は、あくまで約15年のネット交流の経験と、ネット交流 
の場を主催し12年以上客観的にネット社会を見てきた立場から感じる
個人的な考えです。ぶんぶんが肌で感じてきた全体的な傾向という意味
でございます。

 ぶんぶんも、この傾向に気がつくまでは、無意識のうちにネット上で
他人との交流を避けるようになっていたとまではいいませんが、あえて
積極的に交流しようとか、自分から話しかけようとはしなくなっていた
ように思います。

 ぶんぶんの座右の銘でもある「初心忘るべからず」
その反省の気持ちが、最近のぶんぶんの行動に現れてきています。

 あなたはいかが思われますか?
To:ぶんちゃん

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2011年10月25日(火) 22時19分 1件目のコメント
コメント 1395 by ぶんちゃん
>>1379
改めて読み直して、自分が書いた文章になるほどと思ってしまいました。
この投稿に返信
2012年12月5日(水) 23時14分違反通報親記事 2件目