きらさん
趣味で演劇をやっていた事があります。
きらさんが直面している問題は、実は役者にとって一番最初に直面し、名優と呼ばれる方ですら「それこそが一番難しい問題」と口にされる事なのです。
自分ではない他人に「なる」「演じる」という事はどういう事なのか。
役者の考え、演出の考えはどのように舞台上に於いて「演じる」という行為の上で実践されていくものなのか。これは甚だ難しい問題であると言わざるをえないでしょう。
難しい問題ですから、あまり考えずに「この人は何故こう考えたのか、こう言ったのか」を考えてみる事です。もしくは演出家さんに質問してみることです。メソッドと呼ばれる短編劇のような事を行うのであっても「何故そう考え、行動するのか」をご自分なりに考え、理解することが「演ずる」事に近づいていくのだと、私は考えております。
演劇という趣味は大変素晴らしいものだと思います。
恥ずかしいというお気持ちも十分理解出来ますが、是非頑張って継続なさってくださいね。
舞台公演の前の緊張感、そして何より終わったあとの何にも変えられない
開放感と充実感、そして打ち上げの「お疲れ様」の声の後のビール

あの快感は一回味わったら忘れる事の出来ないものです。
頑張ってくださいね。