ご存知の方も少なくないと思います。
インディーズ界ですでにその地位を確立し、見事にメジャーデビュー。
その衝撃的なデビューアルバムは、自分も含め多くの者に受け入れられ、成功という名の元にカリスマの座を獲得した、一大バンドです。
その存在感の大きさは、いまや絶大。
知る人ぞ知るとはこういうことを言うんでしょうかねぇ?
世間的にはパンクでくくられてるようですが、僕に言わせれば哀愁ハードロック
その絶妙な静と動の織り成す一曲一曲が心に訴えかけてきます。
特筆すべきはその詞。
恐らく、大抵の人には意味が明確に伝わりにくいところがあるので敬遠されるかもしれませんが、そのあまりにも哲学的かつ古語調の詞は、彼らにのみ為し得るものであって、周囲の追随を許さないことでしょう。
わびさびを感じます。
主に英語詞が多いのですが、メジャーファーストアルバム「FORLORN HOPE」には、その全ての訳が記してあります。
そこから伺えるのは、単に音を鳴り響かせて自己満足しているのではなく、訴えかけたい言葉が確かにあるということ。
歌詞なくして曲は成り立ちません。
歌詞を疎かにしていては名曲は生まれ得ないでしょう。
歌詞に心を映し、そして素晴らしい曲に乗せる。
名曲が多く生まれるのはそこに信念があるからこそ。
BRAHMAN(ブラフマン)とは、仏陀に四門出遊するよう促した宇宙の根源のようなものを指すものであり、印度の神の一つ。
それをバンド名に掲げていることからも、並大抵の信念でないことは容易に想像できます。
BRAHMAN、一聴あれ。
私の言葉がおおげさであった場合はゴメンナサイ
