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6 ずいぶん難しい質問ですね。
お菓子がなぜ中心にあるのか私は知らないのですが、私が思うこうじゃな
いかなという理由を考えてみました。ご存知の方やスーパー関係の方がいら
っしゃいましたら、教えてあげてください。
コメント >>
3 でマーケティングによって、買い物客がどのような道順でお
店の中を歩いているかを分析しているというようなことを書きましたよね。
この道順を専門用語で動線(どうせん)といいます。人がお店に入ってから
レジにたどり着くまでを一本の線で引いたら、この動線ができあがります。
ただ、お客さんが買い物する目的の物は皆さん違いますので、みんなが同
じ動線を通るわけではありません。あくまで、この道順で買い物をする人が
多いという動線を意識して商品を並べています。
多くの人は、メインストリートである店内の外回りを通ってから、
お店の真ん中の方へ歩いていく人が多いようです。真ん中というのはどうし
ても通ってしまいがちの場所ですよね。
目的の買い物をしたあとにレジに向かう途中か、その動線の近くにお菓子売
り場があったりしませんか?いわば、帰り道にお菓子売り場があるという感
じでしょうか。
基本的にスーパーには、朝昼晩の食材を調達することを目的に行く場所で
すよね?だからお客さんのほとんどは、肉や魚、野菜などを買う目的で買い
物をしています。お菓子という商品は、それを買うことを主な目的として
スーパーに行く人(大人)は、あまりいません。
そうです、お菓子という商品は、衝動的(しょうどうてき)に買ってしまう
商品なんですね。特にガムなんかはその典型(てんけい)ですね。だからレジ
の横に置いてあったりするのですが…。
メインの買い物をしているときの頭の中は、買う予定のものを忘れずにか
わなきゃということを考えて、それに意識が向いています。そのメインの買
い物が終わったあと、ちょうど気が抜けているときにお菓子売り場が登場し
ます。そんなときにおいしそうなお菓子が目に入ったら、ついつい手を伸ば
してしまいますよね。
さらに、子供さんをつれたお母さんの場合、既に目的の買い物は終わって
いるので、そこで子供さんに駄々(だだ)をこねられたら、ついつい買ってあ
げたくなるのではないでしょうか?そんなお母さんが多い気がします。
前に書きましたが、スーパーで買い物をしている最も多いお客さんは、
お母さん(女性)です。だからお店が意識する動線や並べ方もお母さんを中心
に考えられています。子連れのお母さんも含みます。
最初にお菓子売り場があって、そこで子供さんに駄々をこねられたら
まず先に買いたいものがあるので「後でね」なんてことになって、お菓子の
ことなんて忘れてしまうこともあるでしょう。お店にしてみれば売りそびれ
です。それだけは避(さ)けないといけません。
しかし、メインの買い物が終わっていると早くレジに並びたいという気持ち
があるので、たった100円や200円程度のお菓子ならあまりためらいもせず、
カゴに入れてレジに向かいたいでしょう。
このように、その日の買い物のメインではないお菓子などの衝動買いしそ
うな商品を、メインの買い物が終わったあとに通る動線上(帰り道)に配置し
ているのではないでしょうか。
私はこのように思いますよ

yuyuさんは、どんな風に思いますか?