日本精神神経学会が精神疾患名を変更するらしい。APAによる精神疾患の分類DSM-5の公式訳として使用するそうだがWHOによる疾病の分類ICDでは従来通りのようだ。統一されない精神疾患名、また混乱が起こりそうだ。
アスペルガー障害、自閉性障害 → 自閉スペクトラム症
注意欠陥多動性障害(ADHD) → 注意欠如・多動症
学習障害(LD) → 限局性学習症
大うつ病性障害 → うつ病
パニック障害 → パニック症
性同一性障害 → 性別違和
アルコール依存症 → アルコール使用障害
神経性無食欲症(拒食症) → 神経性やせ症
言語障害 → 言語症
(参考図表:読売新聞)
「性同一性障害」という呼び名が「性別違和」という他と違う変わった名称に変更されるのはアメリカ精神医学会(APA)の改訂版DSM-5で「Gender Identity Disorder」が「Gender Dysphoria」に変更されたからであり、それに合わせたようだ。
日本精神神経学会が疾患名を変更するというよりもアメリカ精神医学会が変更したから、その和訳を変更しただけで、日本精神神経学会が国内の情勢を考えて主体的に変更するとういものではなさそうだ。
少しがっかりした。
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