[自己主張]
あの有名な「いろはにほへと…」の文章、みなさん一度は読んだり聞いたりしたことがあると思います。あの文章は平安時代に作られた
歌らしいんですが、この歌、なんと「あ」から「ん」までのひらがなを
ひとつずつ使ってできたものだそうなんです。平安時代に作られた歌なので
「ゐ」や「ゑ」などの今は見慣れない文字も入ってはいますが、
ひとつもダブることなく使いきったこの歌はスゴイと思いませんか。
古い時代から頭の良い人はいたものだといたく感心してしまった私でした。
以下その全文です。
いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせすん
(分かりやすく漢字で)
色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔いもせず
(現代の読み)
いろは におえど ちりぬるを わがよ たれそ つねならん
ういのおくやま きょう こえて あさき ゆめ みじ えいもせず