やまぞうさん

言葉遣いには個人差があります、
それを画一化するために明治政府が推し進めた結果が
標準語です。国家が言葉を強制させたのです。
今は標準語はありません。あるのは共通語。
定義は方言を集約したもの、日本全国で通じるもの。
社会通念として存在しています。
現在用いられる標準語という語句は共通語を指しています。

確かに「あっちゃこっちゃ」や「見して」は方言・・・と言うか、
くだけた言い方でしょう。広い範囲での共通語です。
しかし、旦那さんの発言には肯けない部分が多々あります。
お子さんがいくつなのかはわかりませんが、
学校に行けば周りの子が皆共通語を話すわけではない。
自然と周りの遣う言葉を覚えていくでしょう。
親がどうこう言ってどうにかなる問題ではありません。
私は岡山生まれと京都生まれの親の話す言葉を聞き、
大阪で育ちましたが、共通語も話せると自負しています。
反対に、ら抜き言葉、「見して」、「貸して」も遣います。
TPOをわきまえるのが大前提ですけど。
「標準語を使え」の発言は明治政府と同じです。
文章は共通語で書ける方が良いとは思いますが、
話し言葉まで子どもの頃から強制させるのは
全くもってバカバカしい話です。
自然と口に出る言葉をそのまま遣いましょう。