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1455 パソコン親父ではないので、ちょっと躊躇していたのですが、
どこかでお誘いを受けたので、来て見ました。
TOMさんがたてたスレッドの内容が理解できてしまうというのは、
パソコン親父なのでしょうか・・・。
なぜ30代の私が大昔のパソコンの話が理解できてしまうかというと、
TOMさんがパソコンをいじり始めた頃、ちょっとしたコンピュータブーム
みたいなのがありましたよね?たぶん。
当時、私は小学6年生から中学生になろうとしている時期でした。
TOMさんと同じく、どこにでもいるものです。私の友達にも親が自営業の
裕福なやつが1人おりました。
小学6年生のくせに、PC8801なんてパソコンどころか、SHARPのX1ターボ
なんて、2台もパソコンをもってやがりました。
子供にそんな高価なものを与える親の顔がみてみたい。(みましたが)
子供なので、難しいことはできませんし、ものの価値なんかもよくわかりま
せんが、よくその友達の所へいき、パソコンゲームをして遊んだりしてまし
た。
そのまま中学1年になり、世間も含めて、一部の友人間でパソコンブーム
というかマイコンブームのようなのがあり、友達環境上、私もパソコンに
興味を持っていた時期がありました。
パソコンも持って無いのに、日曜朝の小倉智昭さん司会のTX系「パソコンサ
ンデー」をかかさずみたり、雑誌「BASICマガジン」を購読したりしていま
した。そんなのを見たりしていると、子供ですから、どんどん興味がわいて
きてしまいます。何がしたいというわけでもないのに・・・。
たぶん、ゲームがしたいんでしょう。
子供なので、パソコンのスペックのことなんか興味もなく、考える事も
なく、買いましたよ。なけなしのお年玉貯金をかき集め、町の電気屋で
買ったのがカセットテープドライブのMSXでした。
ゲームソフトを本体にLoadするのに、45分やら60分やらかかるやつです。
45000円ぐらいだったかもしれません。いや・・・もっとしたかな?
本当は、特に理由はなく、名前がカッコいいというだけで、
PC-8801マーク2 MR というのが欲しかったのですが、裕福でもなく、
PC-8001シリーズすら買えず、本当のパソコン?なんて子供には買えません
ので、ベーシックマガジンについているプログラムを打ち込んでみたいので
キーボードがあればいいなんて感覚でした。
もちろん、モニターなんて買えません。家にあった14インチの白黒テレビに
MSXをつないで、ゲームをしたり、雑誌についているBASICのプログラムを
打って、よくわからないまま遊んでいました。
お年玉貯金がたくさんある別の友達は、当時でたばかりの、
富士通のFM77AVという4096色もの発色ができるすごいパソコンを
買いました。あーなんてうらやましいなんて思いながら、
その友達の家でハイドライド2だったかな?そんなゲームをして
遊んでいました。
というか、なんで大昔の機種の型名なんて覚えているんでしょうか・・・。
結局、私は子供なので、プログラムのことなんてよくわからず、
特に面白いゲームも無いMSXなどを買ってしまったことで、興味も
なくなってきて、半年で質屋に売っぱらってしまいました。
白黒で画面をみていたのもよくなかったのかもしれません。
そのお金で、バスケットシューズを買いました。
時代というか、パソコンにめぐり合う時期というのもあるのでしょう。
TOMさんがそのままパソコンライフ(興味)を続けていたというのとは
違い、私のパソコンライフ(興味)は、小6(終)〜中1(中)で終わり、
子供らしく、ファミリーコンピュータへ移ってしまいました。
次にパソコンと出会うのは、20代前半。
会社にあったパソコンのPC9801シリーズであり、最初に出会ったのが
DOSバージョンの一太郎(ワープロソフト)でした。
学校でもコンピュータ実習があって、FORTRANやらなんやら習いましたが
よくわからないまま受けていたし、端末がパソコンではなかったので、
まったく記憶がありません。
私が初めて自分のお金でパソコンが買えたのは、Windows95の時代です。
その時から比べても、スペックも比べ物にならないですし、
本当に今は安くなりましたねえ。
ちなみに、小学生の時からパソコンを買い与えられた裕福な友達は、
その後、新しいパソコンだけではなく、様々なインドア系ツールを
買い与えられ、中学校の頃、コンプティークとかいう雑誌がそいつの
家にたくさん転がっていたけど、今で言うヲタクの走りになのかも
しれません。
高校を卒業後、東京のアニメーションの専門学校へ行ったという噂を
ききましたが、その後の消息はわかりません。