うめさんこんばんは、
つい最近、舞姫通信買いました。これから読もうと思っています。重松清はメジャーになる前からのファンです。いままで読んだ中では、「幼な子われらに生まれ」（角川書店）が一番おもしろかったと思います。ありふれた家庭の状況の中で、主人公が悩みそして納得できる回答を見つけていく過程が、とても感情移入できました。この作家は、すごく日常的な表現の中に、共感できるものをたくさん潜り込ませています。同じ行を何度か読み返して味わうこともしばしばです。ファンだったと言いながら、読んでいないモノもたくさんあります。「日曜日の夕刊」も早速読んでみたいと思います。うめさんの感想も聞かせて下さい。

>>83　たっくんさんへ

返事がなかったので、誰も知らないのかと思ってました。
でも返事がきてホット一息(^_^)
『幼な子われらに生まれ』も読みましたー
主人公の微妙で複雑な感情がひしひしと伝わってきました。
重松さんの書く主人公、特に中年男性の行動、感情が
リアルでむっちゃ好きです♪

『日曜日の夕刊』は短編１２編が入っている本なのですが、
その中で私が１番好きな作品は”カーネーション”です。
最後の落ちがとてもいいんです。
短編集で読みやすいと思うので、ぜひぜひ読んでみてください。

>>84　　早速のreplyありがとうございます。
　すいません、浅学なもので「日曜日の夕刊」は、存在すら知りませんでした。近々に読んでみます。重松さんの文章の巧みさには、かなり魅了されています。
　重松清は４冊くらい読んで、知ったつもりになっていたけど、近所の図書館のＨＰで検索したら２９冊も出てきました。まだまだ目をつけていない本が、いっぱいあるので、これからが楽しみです。
　ちなみに、この数年は、保坂和志、村上春樹、山本文緒、宮本輝あたりを手当たり次第に読んで、柳美里、吉本ばななを少しずつ侵略しつつあります。
　今日現在、田口ランディの「コンセント」を読んでいます。すごい内容ですが、心理描写が巧みで物語に引き込まれています。これを読み終えたら、重松さんへ向かいます。