おしゃべり掲示板!みんなの話題共有サイト

ズーム -1元のサイズ+1

ヒントみんなの疑問、質問、相談、体験談、意見、情報が誰かの役に立っています。

先頭から

SNS、ボタンが一人歩き、迫りくる危険

メール転送可
記事 2 by
【考察】
 前々から色んなところで苦言を述べていましたが、もう限界です。いい加減にしてほしい。SNSでよく利用されているフォロー・いいね・ブロック・既読などの機能、便利ではありますが、そのような機能は、使う本人だけが便利に使えれば良いものであって、わざわざその情報を対象相手や公に分かるようにする必要はありません。

 SNS利用者の立場になれば「自分がフォローされている・いいねされた・嫌な人がいればブロックできる・既読によって相手が読んでくれた」こういう情報が見えることとで嬉しくなったり、安心したりする人もいるでしょう。この嬉しくなったり、助かったりするのは一見良さそうに見えますが、これは一時的なことに過ぎません。目先のことだけにとらわれた機能だといってもよいでしょう。

 フォロー・いいね・ブロック・既読などボタン1つでできてしまう「一時の行動」は、その機能を使ったあと見えない画面の向こうで一人歩きを始めます。その行動結果を受けた人が十人十色の感情を抱き、場合によっては何かしらの行動を起こします。

 これら「一時の行動」を機能提供者の意図に反して「あなたにフォローしてと頼まれてフォローしてあげたのにあなたはフォローしてくれない・あの人はいいねしてくれたのにこの人はいいねしてくれていない、あの人は何も悪いことをしていない私をブロック(拒絶)した、あなたは私のメッセージを読んだのに無視した」と考える人もいます。極度のネガティブ思考な人間は間違いなく一定の割合で存在します。このようなネガティブな感情がきっかけとなって、一人歩きした「一時の行動」の結果が恨み・嫉妬・怒りを増長させ、事件に発展することだってあります。

 実際に事件には発展していないだけで「一時の行動」によって見えない画面の向こうで多くの人が何かしらの被害に遭っていることは考えるまでもありません。いじめ・いやがらせ・監視行為・ストーカーなどが、人知れず起こっていることは間違いないでしょう。

 このような「一時の行動」の結果情報が相手に分かったり公になるとうことは完全にプライバシーの侵害です。SNS業者は、無くても困らない利便性の代償にプライバシー情報を本人以外に知らせることで、どれだけの人が迷惑をしているか、人知れず被害が起こっているかということを考えているのでしょうか。規約に書いてあるから問題ないと反論するかもしれませんが、ユーザーは細かい規約など読んでいませんし、SNS業者はそのことも分かっているはずです。

最初は想定していなかったのかもしれませんが、現時点では危険性については既に把握しており、利便性を選んで残すか安全性を選んで廃止するかを天秤をかけた上で利便性が勝っているために廃止されないといったところなのでしょう。

これらの機能が提供され、問題が起こっていることを把握していても未だに改善されない、つまり、少数がこの機能をきっかけにたとえ命を落とそうが、あまり表沙汰になっていないし画面上には見えないし、多数が便利であれば良いということになります。そう思われても弁解はできません。

 SNS業者は目先の利便性や集客ばかりを追求するのではなく、ユーザーの将来の危険リスクについても考えて機能を提供をする責任があります。利便性と安全性のバランスを考えて便利機能を提供しているのだとは思いますが、今現在のSNSの状況ではこのバランスが完全に崩れています。

 私はSNSの一つであるツイッターを利用していますが、ある社会人男性(30代)のツイートに気さくに「こういう考え方もありますよ」の意味合いのコメントを付けたら何の声かけもなく速攻でブロックされたことがあります。お初の人でしたが、私はフレンドリーに話しかけたつもりでした。意味が分かりません。文字数制限があるので「その意見に同意しますが」という言葉を入れられなかったことで、批判コメントだと捉えられてしまったのでしょう。私が最初のメッセージを送った後、自分の言葉に変換して私のことを変人扱いしたようなコメントを書き込んで一方的に自分を正当化し、他の人に同意を求めていました。

 このように人を拒絶することも受け入れることもボタン1つで出来てしまうのがSNSの怖さであり危険なところです。このようなボタン1つで完結してしまうコミュニケーションを多用していると、人情感覚が麻痺してしまい、画面の向こうにいる人を血の通う人間として扱えなくなってしまう危険性があります。恐らく私のことを飛んできた蚊を一匹殺すぐらいの感覚でブロックしたのかもしれません。

比較的温厚な私も「なんだこいつ・・・」と思って憤りを感じてしまいました。私が書いたメッセージをネガティブな思考で間違って捉えられたのだなとは分かったのですが、ブロックされてしまったのでもうメッセージを送れません。「批判じゃないですよ、違いますよ」と弁解することもできません。ただ怒りとストレスが蓄積されただけでした。ブロックされたことが分からなければこんな思いをすることもなかったかもしれません。

 幸い私の場合は、相手がネガティブに誤解しているんだなということを想像できる考え方を持つことができますが、人によっては、この怒りが爆発して、場合によっては殺人事件に発展することだってあり得るなと思いました。それ程、SNS側から発せられる「あなたはブロックされている」という無機質な英文メッセージを受けたときの一瞬の怒りは大きかったのを覚えています。

 SNSにおける、人と人が直接言葉を交わさない、ボタン1つで解決させる無機質なコミュニケーション、本当に必要なのでしょうか。ブロックや既読の情報をわざわざ対象相手に知らせる必要はなく、フォロー・いいねなども、わざわざ個人を特定させた情報まで他人に提供する必要はありません。後者の場合、本来は合計の数字だけ分かれば良いはずです。

残念ながら日本で主流になっているSNSの多くが比較的「ポジティブ思考」の国やそんな国で育った人の発想で開発された製品です。例えば、子供に銃をもたせるほど銃を持っているのが当たり前の銃社会で、自分の身は自分で守ればいいじゃないかという文化圏の国などです。開発元と日本人とは文化や国民性の違いもあり、理解し合えない部分が必ずあります。すべての日本人が「ネガティブ思考」ではありませんが、少なくともこれら「一時の行動」情報の公表は比較的「ネガティブ思考」の日本人には合っていません。

インターネットが世界中に繋がっていることで、様々な文化圏で同一ソフトウェアをグローバル展開させるという時流があります。感情を持った人と人が使うコミュニケーショツールに関しては、グローバル展開させるのではなく、それぞれの国の文化や国民性に精通した人間が開発すべきだと思います。
To:ぶんちゃん

返信コメントを書き込む


コピー保険に加入(本文コピー)  写真を貼り付ける 埋め込む
カメラ 写真(画像)貼付の設定

笑 [返信内容の確認]をするときに、あなたが撮影した写真や画像を指定します。投稿すると安全処理されてから投稿欄に表示されます。

設定を閉じる

YouTube公式チャンネル 動画貼付の設定
URL:

笑 YouTube の動画枠直下にある[共有]を押すと出るURLか、再生ページのURLを以下のように入力します。
https://youtu.be/*****

貼り付けてよい動画?

笑 企業等の公式チャンネルの動画や個人が撮影して公開中の動画を掲示板等に貼り付けて共有リンクするのは著作権上合法だそうです。

貼り付け方は?

設定を閉じる

2016年5月25日(水) 16時47分 1件目のコメント
コメント 3 by Guest
>>2
もっともな意見です。
安直に使いすぎる人が多いのでは。
ただ現状学校や会社など狭い社会で使用している人も
多いので問題ないこともあるのでしょうが
同じ感覚で知らない人にも対応してしまうことに
問題が生ずる可能性が高いと思います。
自分は怖いので読んでるだけの事が殆どです。
この投稿に返信
2016年5月26日(木) 0時17分違反通報親記事 2件目
コメント 4 by ぶんちゃん
 SNSで最も問題なのは、ブロック機能を使ったあとで本人の知らないところで起こっている、その事実をブロックされた相手に教える余計なおせっかいです。

 どうしてもブロックしなければいけい状況もあるのかもしれません。
しかし、個人的にブロックしようが、電話の着信拒否機能のように電話番号を変えたり別の場所から連絡すれば連絡できてしまうのと同じく、アカウントを変えるなどすれば、接触することが可能です。つまりその場しのぎにしかならない機能であるといえます。

 自分が顔も名前も出していない上で、見ず知らずの相手であれば、ブロックしても後々問題が生じる可能性は低いかもしれません。しかし、ブロックしても自分の発言を公開している場合は、そのブロックした相手に自分の日々の発言が筒抜けです。

 時間をかけて、ブロックした人の発言を監視すれば、居場所を特定できてしまうこともあるでしょう。監視している間は怒りがどんどん増長されますし、何かの発言をきっかけにそれが殺意に変わることだってありえるのです。運悪く自分の名前や顔写真をネット上に晒していたら最悪です。本人の特定なんて簡単にできてしまいます。

元々の顔見知りだったり居場所を知っている相手であれば、ブロックなど何の意味もありません。なんという馬鹿げた機能なのでしょう。

ブロックして安心していても、自分が知らないところで、自分へ向けられた怒りが育っていることがあるのです。それがブロック機能の大きな欠陥です。

 こんな大きな危険リスクをはらむブロック機能ですが、ユーザーがブロック機能をつかったあと、ブロックされた相手がブロックされたことを知らずに話しかけようとしたとき、第三者であるSNS業者が「あなたはこの人に拒絶されていますよ」とわざわざ伝えてブロックされた人を怒らせる必要(利点)がどこにあるのでしょうか?

ブロックした本人が知らないところで、本人に伝えることなく、第三者がまるでチクるように伝えているのです。このような伝え方では本人に直接伝えられるよりも大きな怒りを生み出すことになります。まったく無責任としか言いようがありません。ユーザーを感情のない無機物としてしか見ていない証拠です。

ユーザーは人間です。もっと大切にしてほしい。

 SNSを利用している人で、ブロック機能を頻繁に使っている人は、邪魔な相手をまるで蚊を殺すかのように気軽に排除(ブロック)しているのかもしれませんが、その裏で大きなリスクが潜んでいることを想像して(分かった上で)使っている人がどれだけいるでしょうか?

特に視野の狭いお子さんはそこまでの想像力がないと思うので、心配でなりません。親の知らないところで我が子に迫りくるSNSの危険リスク、使い方、ちゃんと教育してあげてください。
この投稿に返信
2016年5月26日(木) 16時3分違反通報親記事 3件目