私は自分のおへそにコンプレックスを持っています。

　普通の人のおへその半分以下の大きさしかなく、小指の先がかろうじて入るくらいのサイズで、ゴマもひだも皺もない、縦線７ミリ程度の閉じたおへそです。縦べそではありません。

　あれでも人間のおへそかと言われたり、結婚したらパートナーが不思議に思うんじゃないとも言われたことがあります。

　小学生のころから健康診断の時や、おへそを見せなければならない場面などでは、その場にいられないくらいの恐怖を感じてきました。「おへその中にゴマがあるの当たり前じゃないの、あなたのおへそ、ごまないの？」「おへその中にゴマの溜まる溝があるでしょ？」などと言われると、自分にはあるべきものがないんだと思ったものでした。

５歳くらいの幼稚園の頃に「この子のおへそ、ゴマがないね、不思議だね」とか、小学校の健康診断の時には「あなたのおへそって小さいね、あれでゴマが入っているの？」とクラスメートから言われたこともあります。あれでも人間のおへそ？と言われたことが今でも一番記憶に残っています。

初めて付き合ったパートナーにおへそ見せてと言われて見せたとき、パートナーが不思議そうに見ていたことがありました。身体的なことは変えようがないのでそれはある程度仕方のないことだと思っています。

　ただ問題なのは私が自分のおへそに対してすることです。私は時々そんな自分のおへそをいたぶります。昨夜もお線香に火をつけて自分のおへその縁を焼きました。ピンセットでこじ開けて、おへその奥にも火のついたお線香を差し込みました。自分ではこんなことしても何にもならないことは十分わかっているのに、こんな行動をとってしまうのです。

　今まで、自分のおへそに植物のゴマを入れたり、塩を入れたり、木の実を入れたりしました。へそ画像などを見ると、自分のおへそがあまりにも違うので、またよくあるおへその基本形からかけ離れているので、そんな自虐的なことをするのかもしれません。

　もっと大きな悩みを抱えた人もいると思います。私の行為を異常と思う人もいるかもしれません。普通のおへそ(？)であればなと思ったり、おへそ程度のことで悩むの止めた方がいい、もっと違うことに意識を向けて頑張った方がいいとは思いますが、時々自分のおへそにこんな行為をすることをどう思いますか？

　心の狭い人間だと思いますか？感想をお願いします。