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8 広島で、他の地域でいう普通のお好み焼きを頼む場合は「麺なし」と頼めばいいんですね。ありがとうございました。地方の人が旅行や出張で広島に行ってわざわざ、麺なしを頼む人は、あまりいないでしょうけどね。私も広島にいるのなら、本場のやつを頼むでしょう。
広島ではほとんどのお店が、麺ありの広島風お好み焼きしかないんですね。そうなると完全に他の地域の人とは生まれながらにしてお好み焼きに抱いているイメージも文化も全然違うでしょうね。
私の場合はお好み焼きといえば、頭の中に広島風とか関西風とかそういう概念は全くなく、俗にいう普通の関西風のタイプをイメージしますけど、土地土地でいろんな食文化があって面白いです。
広島あるあるでいえば、
「お好み焼き」という文字をみて、広島県民の頭に浮かんでいるイメージは、麺のあるお好み焼き、それがお好み焼き。他の地域の人の頭に浮かんでいるイメージは、麺のないふっくらと厚みのあるお好み焼き、それがお好み焼き。ということですね。
そして意外とお好み焼きに関西風という概念はなく、お好み焼きはお好み焼きというイメージです。そして焼きそばがついているのが広島風です。広島風のお好み焼きと比べるようなときに初めて関西風という概念がでてくる、お好み焼き文化がある地域では全国的にそれが定着しているように思います。
元々お好み焼き文化がない?沖縄県民なんかは、想像ですが、広島風・関西風の両方の概念を持っているのかもしれません。
東京に住んでいた頃、お好み焼き屋さんで試しに「もんじゃ焼き」を頼んで初めて食べたとき(東京の人ごめんなさい)、まずくはないけど焦げた粘り気のあるソースを食べてるみたいで、別にもう一回食べたいとは思いませんでした(それっきりです)。お好み焼きの方が比べ物にならないほどおいしいと思ったからです。純粋な東京生まれ(特に下町)の人は「もんじゃ焼き」を美味しい美味しいと食べています。
誰しも子供のころから慣れ親しんだ味が一番おいしいと思っている、ということなんだと思います。