ネットに常時接続の環境ができてからでしょうね。一挙にメーラーが増えたのは。ぼくの場合もそうでした。会社では以前からこの環境でしたが、今年になって自宅も同じ環境にしました。そうでないと、仕事にならないからです。その副産物といっては語弊がありますが、メル友が増えました。

なかで異性の、しかも遠隔地のメル友とやり取りをしているのがワイフに露見して、ひどく嫌がられました。うちは泣くのではなく、頭から湯気をたてて怒る、といった調子。メールの内容は友達とのやりとりと形容するのが適切な、ごく真面目なもの。ああそうだ、ときどき冗談に、擬似的な恋人みたいな科白を書くこともあったのがいけなかったのかな。でもこれは、大人同士の遊び心ですよ。それまで咎めるというのは、日本社会の未成熟そのものじゃないかな。