弁護士というものは、そもそも一つひとつの案件を個人の技量でこなしていく専門職（士業）ですよね。弁護士個人の経験と技量が結果に大きく影響するので、案件によっては誰に依頼するかで天国または地獄を味わうものだといって差し障りないでしょう。

そんな個々の弁護士を集めて弁護士集団を作って事業を行っているのが大手法律事務所です。

　弁護士のお仕事は、原則として一つひとつの案件に同じものはなく、それを一つひとつ時間をかけて誠意をもって解決してくれるお仕事だからこそ、尊敬される専門職なんだと思います。

そのような誠意をもったお仕事をしている以上、本来は、弁護士一人ひとりが日々の業務で精いっぱいなはずです。そんな状態でましてや全国放送でCMを流して依頼が殺到なんかしたら、一つひとつの案件に誠意をもった対応ができなくなるので、業務を効率化して数をこなしていくしかありません。

　債務整理などの簡単な業務は、ソフトウェアなどを使って簡単に計算して内容証明を送って済ますことが多いので、マニュアル化してしまえば、早くて30分もあればできてしまうと聞きます。

テレビでCMを流すような大手法律事務所では、安い賃金で大量に雇った新人弁護士や司法書士、事務員などに債務整理などの簡単な案件を任せ、莫大な広告費をかけて獲得した大量の依頼を効率的にさばいています。任された新人弁護士や司法書士、事務員は大変ですが、雇い主のボスから見れば、楽して儲かる仕組みが確立されているということですね。

　このように専門職でなくてもできるようなマニュアル化された債務整理などの業務は、一つひとつの案件を個人の技量と経験で解決するような業務に比べて心がこもっているはずがなく（込められるはずもなく）、単なる営利目的業務です。いわば、効率よく利益を生み出すための流れ作業です。

　個人的には、このようなガツガツした尊敬できない大手法律事務所（弁護士集団）とは絶対に関わりたいとは思いません。CMが流れるたびに不快感しか覚えませんので、弁護士事務所がCMを流すことは却ってイメージダウンになっているような気がするのですが、実際はどうなんでしょうね。

世の中には知っている名前だから安心という理由（勘違い）だけで依頼するような人が一定数いるので、イメージダウンよりも知名度が上がるメリットの方が大きいのかもしれません。知名度さえ上がってしまえば、過去の悪いイメージなんて時間がたてば忘れてしまいますからね。

うーん、弁護士さんって専門分野が個人個人違うらしいし、知名度とかさほど関係なく、専門分野とか、弁護士さんの人柄があうかどうかとか、お金の面で
わかりやすいかとか（この手続きに○○万円）信頼できそうかとかで進行するか
否か考えそう。
案件の資料作りは自分でやっても、弁護士さんわかってくれるか不安。
大体３０分（相談時間）で話具体的に盛り込まなきゃならないから、相談者も大変。

最近はB型肝炎患者絡みの案件をネタにして儲けようとしているんですね。債務整理案件の依頼が飽和状態になりつつあるのかな？

はー、弁護士さんと相談して、（解決策さほど教えてもらわなかった。）
弁護士さんから、結局あなたはどうしたいんですか？
とか、相手に何を求めたいんですか！ってきかれて、希望素直に言ったら、
だめですとか、無理ですとか強く言われた事がある。
（あきらめを無理に勧められたような。）
弁護士さんによって多少反応違ったけど（親切に教えてくれる人もいた。）
同じパターンの言葉が２〜３回聞いた事がある。
マニュアルでもあるのかなーと首をかしげた。
でも、弁護士さんが加害者と対面していないし、すさまじさがどうにも
伝えられない。
加害者がいる場所とは別のはなれた弁護士オフィスで話すので、加害者の
実態はどうにも伝えずらい。
加害者を面と向かって撮影とかできないし。脱力感感じた。

>>14
木嶋です。良心的で詳しい返信、大変感謝します。自分はそこまで、詳しい事情を知りませんでした。
そういう事情であれば確かに、悪い意味で適当になってしまうのも、よく解ります。
自分の知人が不当な目にあわされており、結局は裁判官は権威に流されるようなのですが、弁護士をつけている側に勝たせるようであります。
実際知人からの報告では、弁護士に依頼された筆跡鑑定人が、偽造書類を真正なもののように正当化してきました。
当人は旧字体などを使う人物であるのに、偽造書類ではすべて、現代漢字しか使われてないのであります。
こんなことは素人が見ても明らかであるのに、その担当裁判官は弁護士をつけているほうに勝たせたいのか、こんな明らかなことを、わざわざ弁護士に筆跡鑑定を命じておりました。

詳細の解説、大変ありがとうございました。

>>15
木嶋です。
詳しい説明をありがとうございます。弁護士の中には正しい判断を持つでしょうが、裁判で争っている以上、成功報酬なども頭の中にあるのではないでしょうか。
自分は弁護士事務所のホームページをいくつか見てきましたが、裁判で勝った時の「成功報酬額」というのが、結構な大金になっていたのであります。
実際に理不尽な目にあわされてきた自分の知人は、偽造書類を真正な書類であったかのように仕立てた筆跡鑑定書を、裁判で出して来たのであります。

その筆跡鑑定書は自分にも見せてもらいましたが、当人がその知人あてに使ってきた手紙の中にみられる、旧漢字や旧仮名遣いの特徴が、偽造書類に一切使われてはいないのであります。
自分は家庭の事情で年寄りからの教育を受けてきた人物でありますから、多少の旧字体を使うのですが、インターネットなど、電子文書にする場合には、自分の名前以外は旧字体にこだわりません。
弁護士とは、自分が知人の被害をみてきた限りにおいては、相当にいい加減なようにも見えてきており、それでも避難や中傷よりも、まず実情から把握したいと考えておりました。
それだけに皆様方からの親切な説明には感謝しており、知人にも伝える所存であります。

>>17
木嶋です。
「結局、どうしたいんですか」と、言われる場合が多いのですか？確かに忙殺されていると、そのような淡白な返事になるでありましょう。
自分の知人は被害者なので、何とかしてあげたいのですが、偽造や虚偽がまかり通ってしまうのは、政府の対応からでも色々ありますね。
インターネットで悪口を言いたくはないですが、実例のみ挙げるならば、安部元首相の筧学園問題や、公文書の改竄問題など、国民を守る立場の一番上の政府が、そのような公私混同を平気で行なっているのが今の実情です。

♪ナメたらあかん、舐めたらあかん、人生ナメずに、のど飴〜♪
と宣伝が流れていたことがありましたが、これは理性を促す意味でも、自分は大事な言葉でもあると、思っております。

むち打ち症が、そんなに多いとは不知でした。シートベルトを怠っているのか、追突事故が多いのか？それとも別の理由でしょうか？

>>13
木嶋です。
広告を流せば確かに効果的ですが、返信された中では内容が、淡白になる傾向もあるようでした。
広告費もテレビだと、かなり高くつくのではないでしょうか？
自分は自分のスレッドへの返信と勘違いして書き込んでしまったところがあったのでありますが、こういう場所では様々な情報交換の場になっており、ありがたいところであります。