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415美月あおいさん。
まず、コレステロールは生命を保っていくのに必要なもので、
体内で十分造られています。コレステロールには二種類あります
HDL(良いコレステロール)とLDL(悪いコレステロール)。
心臓病の予防方法として二つの点に気をつけるのが重要です。
一つは全体のコレステロール値(HDLとLDL含む)を200以下に
保つ。二つめは全体のコレステロールの中、HDLが占める率を
増やす。コレステロールの減少に役立つ食物としては繊維の
多い食べ物(野菜、果物、穀物類)とされています。
それと同時に、コレステロール増加になる食物を避けることを
すすめられています。コレステロール増加に関連するのは
飽和脂肪(例:肉の脂肪)と超飽和脂肪(非飽和脂肪を
加工して飽和脂肪のようにした脂肪)の多い食物。だいたい、
室温で個体の油(バター、マーガリン、チーズ等)は飽和脂肪と
見ていいと思います。その反対に植物油のほとんどは
不(非?)飽和脂肪で、中にはオリーブ油とかカノラ油のように
HDLを上げる効果があって良い油とされています。また、肉の
脂肪とは反対に、魚の脂肪にはオメガ・3というHDLを上げる
効果があります。
数年前まではコレステロールを含む食物を避けることも
すすめられていましたが、最近、食物として摂取する
コレステロールは体内のコレステロール増加には関連しない
という調査結果も出てきているので、今のところ不明確です。
しかし、コレステロール値の高い人はコレステロールの多い
食物を控え目にするのも悪くないと思います。コレステロールは
動物特有のもので、野菜、果物、穀物にはコレストロールは
ありません。コレステロールの多い食物は、たまごのきみ
(白身にはコレステロール無し)、肉類特に内蔵肉には
コレステロールが多いです。それから、店から買ってくる
加工された食物(特にスナック類、即席何何等)には
超飽和脂肪を使って加工されたものが多いのでコレステロール
(特にLDL)の増加につながります。マクドナルドとかKFC等では
まだ超飽和脂肪をよく使ってると思います。
食べ物の他、運動することでHDLを上げる効果があります。
わたしは植物主義ではありませんが、植物を中心にして肉類を
控え目にしてます。脂肪無しの酪農品とか玉子も週に二、三個
食べてます。わたしが知ってるのはこれぐらいです。参考に
なればいいのですが。