コロナ対応で自民党政府の低能振りが露呈したが、
同じオツムで考え出した他の政策も殆どが間違っている。

コロナ対策では、毎日毎日新規感染者数と死者数が発表されるから、誰の目にも間違っていることが明らになるが、
その他の政策もよくよく調べると殆どが間違っている。

例えば最近自民党が法案を出そうとしている「選択的夫婦別姓」がある。

遺族年金の恐ろしく馬鹿馬鹿しい男女不平等が指摘されているが、それについては弄る勇気がないので、早晩、馬鹿げた代償行為をすると思っていたら案の上だ。

自民党の議員蓮は自分では正しいことをしていると思っているのだろうが、何が正しいのかは、何故古来より夫婦同姓なのかを考えれば答えが出て来る。

原始時代、男女が出会い行動を共にし子が出来、家族を作る。種族が生まれる。部落内でこの男は誰の夫で、この女は誰の妻で、この子は誰の子か互いに知っている内は苗字など必要なかった。
次第にその規模が大きくなり、多種との混血が生まれて来て、産まれた時から死ぬまで会ったこともない者が出て来ると、誰の夫で誰の妻か誰の子かを社会的に識別する必要が出てきた。それが苗字だ。つまり姓だ。

それで長いこと上手く社会が動いてきた。
朝鮮は夫婦別姓らしいが、その影響か夫婦別姓を言うウーマンリブの女が時々現れるようになった。　それともお里帰りかな。
　あるテレビ番組で、とても珍しい苗字なのだが結婚して苗字が変わると絶えてしまうから、敢えて結婚せず事実婚をしている夫婦の例が紹介された。それは文字通りとても珍しい例で、恐らく数万組に一つだろう。
法改正を待っている様なことを言っていたが、何を考えているのかｗ
　そんなに珍しい苗字なら、夫が妻に合わせてやれば良いだろ。
それが思い遣りだし、それが夫婦と言うものじゃないか。
それでその問題は解決だ。
夫婦共に一人っ子で且つ、とても珍しい苗字でそれが出来ないなんてそれこそ数十万組に一つもない。
そんなレアな例の為に社会全体に悪影響を及ぼす様な法改正などするべきではない。

隣り合う鈴木さんと山田さん一家があったとすると、今は、それぞれ家族は皆同じ苗字なので、社会的に分かり易く何の混乱もないが、
これが夫婦別姓になると、鈴木さんの妻は山田姓でその子らは長男が鈴木で、長女が山田。山田さんの妻は鈴木姓で、長女が山田で、長男が鈴木だったら、一番困るのは郵便屋さんだ。
　今は、山田宛ての郵便物は山田家のポストへ、鈴木宛の郵便物は鈴木家のポストに入れれば間違いなく届くが、上述の様になるともうごちゃごちゃである。郵便の配達員はもう、「エイっ」と言う感じで適当に入れるしかなくなる。
一番被害を受けるのは当の本人達である。そして郵便屋さんが一番困る。
　５００軒ほどが集まる団地があったとすると、今は多少は重複はあっても５００未満の苗字でそれぞれの家が一つの苗字で分かり易いが、これが夫婦別姓になると１０００の苗字になり、しかもその内の多くが同姓で重複し、もうゴッチャゴッチャで郵便物の誤配は日常茶飯事となる。

今でも、近所に同じ苗字の家が一軒あるだけで誤配が起こる。
それがごちゃごちゃになったら、只単に社会的混乱や不利益が多発するだけだ。

なので夫婦別姓にしたい場合は、社会的識別益を損じてまでする合理的な正当性がある場合で、裁判所の許可が得られたものに限るべきである。