今、歩きスマホが問題になっている。
歩きスマホで問題視されるのは、スマホ画面に夢中になって起こる事故だ。事故といえば、本人が事故に遭うことばかり注目されがちだが、逆に他人にケガをさせてしまう事故だってある。
その原因が歩きスマホだった場合、加害者として過失傷害罪に問われることもある。もし相手にケガの後遺症が残ったり、死亡させてしまったりすると、何千万、何億という膨大な賠償金を請求されることになる。
2016年7月22日、日本でAR(拡張現実)ゲーム「ポケモンGO」が配信されたことにより、子どもを含む若者の間でますます歩きスマホが増えてきている。同時に歩きスマホによる事故の加害者になる人が増えることが容易に想像できる。
他人にケガをさせるばかりでなく、他人の物を壊してしまったりした場合も同じく賠償責任を負うことになる。更には電車などの公共交通機関を止めてしまった場合は莫大な賠償金が請求されることになる。
歩きスマホや自転車を運転中のながらスマホなどが問題になっている、こんな時代だからこそ、特に子供にスマホを持たせている親は、親の責任として家族も対象となっている個人賠償責任保険に入っておくべきである。
個人賠償責任とは、日常生活において家族やペットなどがうっかり他人にケガをさせたり他人の物を壊したりした場合の損害や弁護士費用を補償する保険である。概ね家族も対象になっているので一家に1つの契約で済む場合が多い。
ただし、故意によるものは、保険金は支払われないので注意が必要だ。よくある話だが、子供が故意に他人を傷つけたり、他人の物を壊したりした場合などがそれに該当する。
単独保険でなくとも、自動車保険や火災保険などにも個人賠償責任の特約が付いている場合があるので、確認してみてはどうだろうか。
写真提供:-william
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