のりたまさん

ぼくはニックルといいます。よろしくお願いします。いまちょうど長期バイトの面接を担当しています。２７歳です。
正社員雇用の道あり、で掲載したら毎日１０人以上来ます。
ぼくがチェックするポイントそれは
１・前に何をやっていたか
２・それを辞めた理由
３・辞めてから今日まで何をしていたか
まずはこの３点です。

１．当たり前のことですが、ある程度の年齢でありながら、前職がない＝つまり働いたことがない人、というのは電話の段階でさようならです。また、あまりにも畑違いのジャンルからの転職は、よほどの魅力がない限り採用には至りません。（運送業→デザイン部門希望）
たとえばデザインなどの場合、仕事でやったことはないが趣味ではやっている、という人もお断りです。趣味を仕事にするのは極めて困難だからです。

２．辞めた理由は重要で、体調不良や人間関係で精神的に参って・・・という人はまず採用しません。あまりに不自然なほど多くの職場を転々としている人もだいたい何か問題のある場合が多いです。

３．辞めた後から今日までの期間が長いと、ぼくは採用しません。働く意欲や働く必要性をよりたくさん持っている人の方が頑張ってくれることは明らかだからです。

そのほかには
・最初に掛かってきたときの電話の印象
・履歴書の記入内容や文章、写真の有無
はとても大事です。実際、この二つから得た印象は、面接を行ってみるとやはり同じ印象の場合が多いです。だから電話応対だけでコイツはダメだなと思うと「もう決まってしまいました」と断ることもあります。

あと、細かいことですが遠隔地からの通勤もハンデイ多しです。理由：交通費の経費が掛かる。働いてもいないうちから保険が欲しい、社員にはいつなれるのか、ということを条件提示してくる人がいますが、それもビミョウです。

あとは職種によって求めるものはまちまちだと思いますが、覇気を感じられない、やる気のない印象はどこもダメだと思います。長期のアルバイトを希望するなら「こいつは続きそうだ」という印象を与えなければいけないと思います。また、実際に頑張って続けてはじめて正社員になれるのだと思います。
実は僕は二浪一留で予備校と大学合わせて７年も掛かりました。それで就職が難しかった。ただ、大学時代に５年間同じアルバイトをしていたことを評価され（当時は食うためのバイトだが）二年間の長期アルバイトの末、３年目で正社員になり、この経験を生かして欲しいといわれて中途入社及び長期アルバイトの面接担当をこの春からやっています。いま面接担当になってはじめて、自分という人間がこういう面接官にどういうふうに思われていたのかようやく分かった気がしています。
もう年齢も年齢だと思うので、今度の就職（長期アルバイトでも）に関しては「イヤだったらやめればいい」という考えを捨てて、一生この職場で頑張るという気合で行くべきだと思います。実際また辞めると経歴が結厳しい内容になるので後がなくなる。辞めるならなにか次に行かせる技術や知識を得てからの方がいいです。が、そうなると最低３年はかかりますね。