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793 まるさん、
お返事ありがとう。
まるさんにレスしてから、ずっと考えてました。
あんな答えで良かったのか、と。
「もう少し考えてみる」とのことですので、
考え始めたところに、申し訳無いんですが・・・。
まるさんの気持ちを考えると、
どうしても働いていた頃の自分と重なってしまって。
私も色々ありましたが、結局は『後悔』してるんです。
それで、つい、「頑張って」って言っちゃったんですけど・・・。
学生時代、受持ちの患者さんに「足浴」をして
とっても喜んで頂きました。
次の実習で行ってみると、その患者さんは亡くなっていました。
高齢の方で、確か「肺炎」だったと思います。
私は、入浴できない患者さんの足をきれいにしてあげたい一心で
一生懸命、足浴したんです。
でも、患者さんは・・本当はとても辛かったんです。
学生だった私に悪いと思って
座位で居続ける辛さを言えずにがんばっていてくれたんです。
そんな事実に、私は全く気付きませんでした。
勿論、指導の看護婦がついていました。
その看護婦は、私より1才上の先輩で新卒だったんです。
指導するほどの能力は備わってなかった。
その指導看護婦に、後になってから言われました。
「あのとき、あんなに時間をかけて足浴したから状態が悪化したんだ」
というようなことを・・・。
私は、その日、泣いて泣いて実習になりませんでした。
先輩に責められたから、ではなく、
看護を提供する側の私が、実は、患者さんに
《命がけの、こころの看護》をしてもらっていたんだ、と
気付いたからです。
(患者さんは、まさか命がけになるとは思っていなかったでしょうが)
今、こうして書いていても、胸がつまって涙がでてきます。
学生時代の失敗です。(失敗で済まされないことだけど)
それでも、私は看護婦になりました。
「逃げなかった」と言ったら、カッコいいですが、
その患者さんのことを忘れたくなかったから、です。
いつまでも覚えていて、自分を戒めて頑張らなければならない
と、強く思ったから。
人と人のふれあい、というか、お互いが慈しむ気持ちで
一緒に病気と闘っていくものだと、「それが本当なんですよ。」って
教えられたような気がして。
それを目指していきたくって。
近年、医療事故がマスコミなどで取り上げられて
問題になっています。
医療事故は、絶対あってはいけないことだと思います。
ただ、それを恐れるがあまりに、
看護の道を捨ててしまうのは、残念でなりません。
まるさんの恐れる気持ちは充分解るつもりです。
でも、それでも、まるさんならやっていけると信じます。
ちゃんと考えてる人だから。
ちょっとした気のゆるみが事故を招きます。
『確認・確認・・・・・・・』
きちんと確認していれば、そうそう事故は起きるものではないと思います。
&良い指導者がいれば。
まるさんにとって、良い結論がでるよう祈ってます。
本当に、すごく長々と・・・ごめんなさい。m(__)m