こぼら〜さん

勉強が目的の学生から、それを使って成果を求められる立場に変わると、一番強く感じるのは「もっと勉強しておけば良かった」です。皆さんが書いておられるように、仕事になった途端、猛烈にいろんな事を幅広く勉強する必要があるんです。学生でどれだけの成果を作ったって、それだけで通用するほど金儲けは単純じゃありません。
その勉強のために必要なのは基礎理解力です。プログラム言語を少々たくさん覚えていても、そんなものは数年の内にゴミになってしまいます。企業が採用する場合は「１０年後、２０年後に大きく育つか」が一番重要なポイントです。
基礎理解力のある人ほど「自分がどれだけ無知であるか」を知っています。ある意味でそう言う無知であることを理解して努力し続ける人ほど、将来は伸びていくものです。

面接で自分をアピールする時に自慢してみても何の意味もないと言うことがこれで分かっていただけたと思います。「もっと勉強したい」と言う人を企業は求めているんですよ。
企業で必要な知識は就職してから会社が教えます。極端に言えば英語と数学さえ出来れば、あとは会社の方で小手先のテクニックはいくらでも教えられます。採用する側は学生に、各企業の要求を満たすだけの吸収力を求めます。

今でも最新の知識を駆使しようと思えば英語は欠かせません。上司からドサッと英語の本を渡されて「この本のアイデアを取り入れてみたいんだが、今回のプロジェクトにはどのように活かせると思うかね？」と言われたら、あなたはどうしますか？