>>
1091私も世界遺産がとても好きで、中学ころからずっと世界遺産に関わる仕事が
したいと思ってきました。
だが、実際にはそういう仕事につくのは狭き門であり、なかなかチャンスさ
え乏しいのが現状のようです。
しかし、世界遺産は今現在900近く存在し、またこれからもその数は増えて
いきますし、世界遺産といっても「自然遺産」「文化遺産」「複合遺産」と
いって様々な形態があり、それぞれによって保存に至った条件というものが
違います。しかし、一貫してその根底にあるものというのは「人類共通の失
ってはならない貴重な遺産」というもの,それらを子孫たちにのこしていく
ことの重要性は揺るぎないものだと私は思っております。
あなたがどのような遺産に興味を持っており、またそれらとどう関わってゆ
きたいかが、これからの進路を決めていく上で重要なのではないでしょう
か?もし自然遺産保護などに興味があるのなら、世界遺産に登録されていな
い希少な自然の保護にも必然と興味がわくでしょうから、その場合でした環
境保護という大きな枠組みで捉えてみるとよりはっきりとしたものが見える
かもしれません。
また、文化遺産なら建築なのか、産業遺産なのか、それとも無形、宗教と関
連したもの・・・と様々なので自分が一番興味があるのに的をしぼり、それ
からそういったものに関わるのにはどういうアプローチをとるのが一番ベス
トなのか・・と考えるといいかもしれませんね。
もし包括的に世界遺産に関わりたいのならunesco icomosなど関連した機関
もありますがそれに入るのは至難の業だといえます。
どっちみち、専門的にやるのなら論文が書ける程度の英語が必要となってく
るので、英語を得意にするのは絶対ですね。
ちなみに、筑波大学院は世界遺産専攻であり学部としてはまだ存在していま
せん。正しくは人間総合科学研究科世界遺産専攻です。
夢を目指して頑張って下さいね。