オルシス・オルカさん

buttheadと申します。家族で中華料理屋をやっていて、二代目です。

父親を尊敬する事はとても良い事だと思いますが、職人として冷静に判断する厳しい目も必要だと思います。

料理人として海外に出ると言う事はそれなりの覚悟があったと思います。目指すものがあり、その為に生活も楽ではない。
そんな時に「子供が生まれたから夢をあきらめた」って言うのはおかしいと思います。
目標を達成することなく、生活もできないと知っていて子供を作ってしまった父上の職人としての腕はその程度なのではと思います。
覚悟と自分に対する厳しさが足りなかったのではないのでしょうか？

その後も家庭を持ち子供も居るのであれば、その為に精一杯やる事が一人前の職人だと思います。
にも関わらず、ずっとやっていたら何星だとか、父上はブランドが欲しいだけのような気がします。

自分も昔はこのまま田舎の料理人として終わっていいのだろうか？
自分の実力を試す事無く終わってしまうのか？
と考えた事もありましたが、今は思い上がりだったと思ってます。

場所や客層など関係無いと思います。
料理人に出来る事、やるべき事は、美味しい料理を作って食べて頂くって事が一番大事だと思います。

有名レストラン、一流レストランでなければ仕事の質が落ちると言うのは間違いだと思います。
技術の面では差があるかもしれませんが、料理人としてのプライドはどんな有名なシェフにも負けている気はしません。

美味しい物を食べて頂く努力を怠らずに、食と言う人の命を預かる仕事に責任を持って働いていれば、屋台であろうとホテルのレストランであろうと同じではないのでしょうか？

お題とは関係の無い話になってしまい申し訳ありませんが、一料理人として感じた事を言わせて頂きました。

料理人は子供からお年寄りまで喜ばす事が出来る素晴らしい仕事だと思います。
オルシスさんが料理の世界で成功される事を応援しています。