自分の受けている暴力について、初めて他言します。
私は、6年も付き合っている彼から、これまで何度か「制裁」を受けてきま
したが、常に一人で抵抗し、ＤＶについての勉強も深めてきました。
今回、やっと冷静に事実を見つめられ、気持ちも落ち着いてきたので、書き
込むことができています。

付き合い始めて1ヶ月程、私への批判が始まりでした。私が好んでいたもの
（音楽、キャラクター、持ち物、友達、家族、等）をことごとく否定されま
した。私は彼の説得に反論できず、それらのものを次々に手放していきまし
た。
しばらくすると、手放したものも惜しく思わなくなり、彼に近い生活スタイ
ルに馴染んでいきました。しかし時々は昔からの好みが甦り、否定されたも
のを再び持ち込むことがあったのですが、そのたびに間違っている、と叱り
を受けました。
日々は冗談のような暴力がほとんどでしたが、私がなにか失態をしたとき
は、本気で殴られました。顎やほほに大きな青あざができたこともありまし
た。だけど、人には見えない腕や足への攻撃に集中していました。
いろいろな制裁として、画鋲を太ももに刺せと強要されてそうしたこと、裸
にされて針金ハンガーで何度も殴られ、全身ミミズ腫れになったこと、
それから、一緒に死のうと言われたこともあった。冗談らしいが、刃物が苦
手なわたしに包丁を突きつけることもなんどもありました。鉄板の入った靴
で蹴ることはしょっちゅう。
わたしはそれでも、暴力について面と向って常に批判し続け、最近では暴力
しないと約束してくれるよになりました。
最近は、ＤＶやフェミニズムに関する本を読んでいると、「女性問題とか学
ぶな」と言って本を取り上げたり、先に読ませろと言ったりします。
私は、精神的にまいってしまって、パニックを起こし、暴れたりするように
なってしましましたが、今でもあきらめず、彼に要請書を出すなどして暴力
を批判しつづけています。

私のような境遇の人っているでしょうか。
このような男性を説得し、暴力を止めさせられる理論はあるのでしょうか。