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155 >難しい楽譜で16分の21、16分の18、16分の12拍子とい
うわー、大変そうですね。
しかし変拍子はちゃんと構成を理解して、時間をかければ必ず出来る様にな
ります。
21だの18だの細かい数字はおいといて、例えば「16分の21拍子」の楽譜はど
んな書き方になっていますか?
「16分の21拍子」は16分音符が1小節に21個あります。
しかし「21拍子」などと言う拍子は普通あり得ません。
音符は「たま」「ぼう」「はた」の3つの部分からできています。16分音符
の場合は「はた」は2本ですね。
この「はた」がどんな単位で組み合わさっているか自分の楽譜や他人の楽
譜、スコアなどよく見てください。音符が少ないときは休符をよく観察しま
す。
そして音符がどんな具合に束ねてあるか見極めます。
簡単な例を出しますと、3つづつ組み合わさっている21拍子なら「21=16分
音符3×7拍」で7拍子でカウントできます。
さらに7拍子の多くは3拍子+4拍子(または4拍子+3拍子)です。よっ
てこの場合は
「タタタ・タタタ・タタタ・タタタ・ツツツ・ツツツ・ツツツ」です。
16分音符が1小節に21個もあると組み合わせは無限です・・・もしかすると
「タタタタ・タタタタ・タタタタ・ツツツ・ツツツ・ツツツ」かもしれませ
ん・・・。
16分の18拍子なら
「ツツツ・タタタタ・タタタタ・タタタタ・ツツツ」かもしれません。
16分の12拍子は「タタタ・タタタ・タタタ・タタタ」の4拍子、または
「タタタタ・タタタタ・タタタタ」の3拍子が多いです。
とにかく楽譜を良く観察して、音符や休符がどんな単位でまとまっているか
よく観察します。