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1480 かりんとうさんの文面から私の感じとった事を勝手に想像
し、勝手に述べさせて頂くことをお許しください。
まず、お母さんはお父さんよりも精神的に強い性格の人で、少々我が
儘なところもあり、お父さんは弱い性格の人であったろうと想像しま
す。間違っていたらごめんなさい。
お母さんは、若い頃からお金のやり繰りでかなり苦労なさったと思い
ます。
又、事業の不振も加わり夫婦関係は不仲となり、お母さんはお父さん
に愛想が尽きたというところだと思います。
お父さんは、仕事も下り坂で、家族(特にお母さん)に対して存在感
が薄くなり、それを紛らす為にアルコールに走ったのだと思います。
お父さんは人が良くて気の小さい方だったろうと推測します。
お父さんが、病気で入院なさり、お父さんの余命3ヶ月という死の悲
しさよりも、葬式代の心配が先に立ったのは、これから自分が一人で
一家を背負っていかねばならないという重責感と、経済的にも限界で
あった事がわかります。
又、兄嫁の悪口を言われるのは、義理の娘というよりは、一人の女性
として見てるので、自分の苦労から比較すると兄嫁は楽し過ぎと映っ
てるのではないでしょうか?
参考までに、私の両親のことをお話します。
私の父は、10年前に交通事故で亡くなりましたが、亭主関白でワン
マンでしたので、母は若い頃から父の性格で非常に苦労しています。
その精か被害者意識が強く、自分が置き忘れたものでも誰か盗ったの
ではないかと勝手に思い込んでいます。
また、私の家内も含め、兄弟の嫁の悪口をよく言います。
私達兄弟も、「そ〜う、あっそ〜う」と聞き流しています。
他人の悪口を言ってストレスを発散しているのだと思えばいいのでは
ないでしょうか。
でも、一時期は母の性格を直してやろうと、説教した事もありました
が、その時には「フンフン」と聞いていますが、数日経つと元の木阿弥。
長年培った性格は直らない事に気付き、親子上手くやっていく方法は、
まともに相手しないで、若い者が年寄りにまかれていく事が秘訣だと
悟った訳です。
かりんとうさんの言葉に、「親は子供の見本になっていて欲しかった。」
「嫁を貰うならば、母親を貰え」という言葉がありますが、そもそも小
さいころから母親の考え方、生き方の影響を受け継ぎ育っているので、
考え方や生き方、おまけに声の質まで似てくるものですが、かりんとう
さんは、親の手本(悪い手本)を覆し、見事に自分のものになさってい
らっしゃるから立派だと思います。
私の両親を含め、子供を育てる思いはどの親も一緒で、「立派な人間に
なって欲しい。幸せになって欲しい」という想いで育てられたはずです。
かりんとうさんも、お母さんとの苦い過去の思い出は水に流し、むしろ
お母さんの愚痴を聞いてやるくらいの余裕で接された方が、かりんとう
さんも気が楽になるし、お母さんの気持ちも穏やかになられるのではな
いでしょうか。