長い間、読者さんに負担をかけないようにと、お金を払って有料配信していたメルマガ、いつまでも時代錯誤な高額設定の料金を払えないので久しぶりに無料配信したら、メルマガ発行スタンド運営者さんがそれだけでメルマガになってしまうほどの大量の差し込み記事を挿入したメルマガが届き、配信操作前のメルマガと大きく違うものになっていました。一瞬、何者かにメルマガを乗っ取られたのかと思って目を疑ってしまいました。
あれではもう発行者が編集したメルマガとは言えません。知らない人はぶんぶんが宣伝しまくっているように見えてしまう。いつの間にやらあそこまでひどい侵食をされるようになっていたとは…長年溜まっていた不満に輪をかけて完全に失望してしまいました。
昔(2000年代前半)は、発行者の著作物であるメルマガの原稿に1文字たりとも侵食されることはありませんでした。その代わり読者が増えると同時登録されるオフィシャルメルマガも増え、その広告収入で収益を上げるというビジネスモデルで運営をされていました。それによって発行者と運営者とはWin-Winの関係でした。
2000年代中頃、各発行者のメルマガのフッターに営利目的の6行程度の差し込み広告が挿入されるようになりましたが、すぐに「これでは発行者が書いたものだと読者に誤解を与えるから、誰が書いたのかを明確にした表示した方が良いですよ」という善意の提案をさせていただき、それによって、誰からのお知らせなのかを表記していただけるようになりました。そのあと、有料配信の原稿には広告を挿入せず無料配信の原稿にはヘッダーとフッター両方に広告を挿入するという制度ができましたが、同時にぶんぶんは、お金を払って原稿にほぼ侵食されないようになる有料配信に切り替えました。
長年有料配信を続けている間に、無料配信側の差し込み記事が6行程度だったあの頃とは全然違うものに変わり、各発行者の著作物であるメルマガフッター枠が私物化され、デスクトップPCのメーラーで見ると約50cmの長さの差し込み広告が挿入されるようになっていました。営利目的の不必要な記事で必要以上に原稿を長くし過ぎるのは、特にスマホの読者に迷惑がかかるのでやってはいけないことです。
せっかくDanwaに投稿していただいたスレッドに早くコメントが書き込まれるよう影で協力しようと思って、メルマガで配信してみましたが、あんな許容できる範囲から大きく逸脱した過剰侵食をされるのでは、おいそれと配信できそうにありません。悔しいです。
現社長が運営に関わり担当者としてメールのやり取りをさせていただいた頃くらいまでは不満は少なかったですが、時代と共に経営方針が変わり直接運営に関わる中の人が完全に入れ替わり考え方も変わってしまったのかもしれません。担当者も創業当時のスタイルを知らないためか、今のスタイルが当たり前となってだんだんエスカレートしてしまったのでしょうか?
読者の負担を減らすために差し込み広告を挿入させない有料配信にすると時代に合わない料金(許容できるレベルの5倍)を支払うことになり、無料配信にすると著作物であるメルマガ原稿が許容できる範囲の10倍侵食されることになる。無駄に本文が長くなり読者にも迷惑がかかる。今ではどちらを選んでも色んな意味で損をするだけのLose-Winの関係で、選択肢がありません。
もう何年もの間、ぶんぶんと関わった全ての担当者に名前すら名乗ってもらえていないので(名乗り方は「◯◯のサポート担当です。」なので)自分が誰と話をしていたのかすら分かっておりません。発行者向けの情報マガジンも担当者が名前を名乗っていません。後にも先にも担当者が名前を名乗らない企業と関わったことは他にありません。何度か善意の提案やプログラムのスペルミスやバグ報告等させていただいたり、17年を超える長いお付き合いをさせていただきましたが、もう手遅れのようなのでどうしようもなさそうです。ぶんぶんの心は完全に離れてしまいました。
心が離れるのは簡単ですが、全読者が人質になっているようなものなので配信から離れるのは簡単ではありません。本当に離れるときは寂しいですが全読者さんとも離れることになります。最初から独自配信をしていればよかったと後悔しています(今なら独自配信システムを自作できるスキルがありますが1999年当時はスキルがなかったので仕方ありません)。
おかげで大切なことに気づかせてもらいました。 続く...
To:ぶんちゃん
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主題:
サイト管理奮闘記「初志貫徹」