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59 みさとさん
良いのだろうか? 十八禁。 始めて彼女が憑依された時の出来事です。
私が下、彼女が上で第一ラウンドが終了した。 事のタイミングって中々合わない物で、その時も上になっている彼女に好き勝手に動き回られ、堪えきれずにお先に失礼をしてから、少し間を置いて彼女がどちらかに行かれたようだった。 べったりとカエルのような格好で体重を預けてくる彼女。 下手をすると時々そのまま寝息をたてて寝てしまうような事もしばしばあるのだが、その日の彼女は違っていた。 起きていれば、ご存知の様にしなければならない事がありますよね? そのままだと、時の流れと共に流れ出てきてしまう夜伽の始末。 次のラウンドに進むにも、取り敢えずは一息入れたかったし、一服もしたかったので、始末紙を取ろうとベッドの頭の方に手を伸ばして箱を探していたら、その手首をグイッと掴む手があった。 それは明らかに彼女の手なのだが、・・・物凄い力だった。 そう言えば今まで話題にはしていなかったが、私の腕は見っとも無い位にブットイ。 高校時代にツッパリさん達を拳を握り締めただけで威圧が出来た程太くて筋肉質。 その腕を押さえ込めるほどの力で押さえつけているのだった。 それは、もう既にその時点で彼女は彼女ではなく、何かに支配された肉体になってしまって、私自身も何故かそれに対しての恐怖や嫌悪感を抱かない体になっているのだった。 しかし、本人としての意識は二人共しっかりとしていて、自分達が何をしているのか、どんな事になってしまっているのかは、しっかりと自覚し記憶に残っているのだった。 ただ、その行為自体に抑制が効かず、止める所かしっかりと体が反応を示してしまうのだった。 腕を押さえている彼女が顔を起こし、私と目が合った。 勿論その時点ではまだ、顔形はまんま彼女の顔なのだが、目つきが明らかに違っていた。 いやらしく淫らで誘うような色気のある目付き。 そう言えば今まで話題にはしていなかったが、彼女は極度のド近眼。 裸眼では0、0幾つの世界で、視力検査の一番上の文字が3〜4歩前に出て行かないと見えない奴だった。 だから、会社から帰ってくると直ぐにコンタクトを外してメガネを掛けているのだが、家事やテレビを観ている時意外にはほとんど掛けていなかった。 そんな彼女が、俺の両手を押さえ込み、大胆に変身したのだった。 ここで特筆すべきは、彼女の力の変化なのである。 上から押さえられているとは言え、彼女は彼女。 体重に変化がある訳がない筈なのだから、腕を体に引き寄せれば、上に乗っている彼女位は両手の力で押し上げる事くらいはできる筈なのに、凄い力で押さえ付けるのだった。 そして、動く。 乱れる。 低くうなるような声。 信じられないお出掛けの姿と、その筋力。 全身が赤く染まり・・・ まさにエクソシスト状態。 そんな彼女を上に乗っけている私は恐くて反応していないのかと言えば、しっかりと何時もの数倍は楽しんでいる。 しかし、話はそこからが恐いんです。 熱いお風呂にでも入った後のように赤くなった彼女の体が段々とまだらに赤身が冷めだすと、お腹から胸に掛けて、現れ出てくる図柄。 裸婦の体に裸婦の絵柄が浮かんでくるのですよ。 しかもその裸婦の姿は今の彼女の姿そのままのポーズをしていて(絵の方がグラマー)下になっている人物らしき赤味からは、真っ直ぐに彼女の首に手が伸びているんです。 そうこうしていると、見る見る内に彼女の首の周りが赤く成り出して、苦しそうな顔をするんです。 苦し紛れに彼女は私の肩に手を掛け、そのまま私を起こしてしまうのでした。 私は引き攣るような声を上げる彼女を抱き締め、そのままバッタリとまた元のカエル状態に戻ったのでした。 彼女の背中には、いわゆるワンレンの髪型をした、苦しそうな表情の女の人の表情が薄っすらと赤く残っているのでした。 それから一週間後、彼女はとある宗教に助けを求めたのでした。 が・・・後に同じ事が3度ありましたが、それ以降はぴったりとなくなりました。 描写には気を使ったのですが、ひょっとして18禁になってるかな? 本当は、かなり詳細な部分が恐怖なんですがとても、かっかっ書けません ぢゃんぢゃん。