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82 さくらさん
相手の住所や勤務先がわからないのですか・・・・・
それはとても難しい状況ですね。
内容証明とは『内容証明付郵便』のことで、文字通り郵便局がその内容を
証明してくれる郵便のことです。
具体的には郵送した文書のコピーを郵便局が保管して、必要な時には
「このような内容の文章を何月何日に郵送しました」ということを
証明してくれるのです。
別に裁判文書でも公式な文書でもないのですが、受け取った相手方には
とても大きな心理効果があります。
ただ、強制力はありませんので、そのまま放置された場合は執行力のある法的措置に
進まなくてはなりません。
法律家はとりあえず内容証明を送ってみて、相手方の出方を見ることが
多いです。
それにより次の作戦を考えるといった使い方が一般的です。
内容証明だけで解決する事案も多いですから、便利な制度であることは
確かです。
しかしながら、彼女は不倫相手から入れ知恵されていて
さくらさんは彼女の住所も勤務先もわからないのですから
何をするにしてもとても難しい状況です。
ただ、彼女の実家の住所に彼女宛で内容証明を出す手はあります。
これは、彼女に対して心理効果を狙ったものです。
あわててお金を振り込んでくれることもありますが、
不倫相手から「無視しろ」と言われたら何の効果もありません。
いずれにせよ、さくらさんがどこまで腹をくくって回収しようとおもわれてるのか、
それとも諦めることも考えておられるのかで、事の進め方は全然違ってきます。
回収を考えておられるのなら、まず、住所と勤務先を知らなければ
前に進めません。
これは、彼女や彼女の実家に直接聞いては絶対にいけません。
住所は住民票のチェックで、勤務先は地図でそれらしい会社をチェックして
電話をかけて確かめる、といった方法で探し出すしかありません。