ヒカルさんへ
初めまして。すぐるくんと申します。
アメリカンさんも経験されているように、私にも聞いてみて「はぁ?」という話が色々ありました。
これは私が高校生の頃の話ですが、曰く、
1.すぐるくんの父親は議員だ。
2.すぐるくんの髪型は宗教のせいらしい
などなど…。
ものすごい噂なので、私は怒るより「すごい創造性だなあ。どうやって考えついたんだろう」と感心しました。あの人たちはきっとSF作家になれると思います。
ヒカルさんはまだ学校に通っておられるようなのでこのような話を持ち出してみたのですが、若い女の子というのは変わった人を軽蔑するそうですね。私は廊下を歩いていると女の子たちが
「ほら見て、すぐるくんが歩いてる」
と奇異の目で見られ事を覚えています。私の足は有難いことに健康なのですが、健康な足を持っている人が歩くのに何が面白いのかよく分かりません。多分あの女の子たちは私をさげすむことで安心感を得ていたのでしょう。
でも私は悪口を言われることで結構強くなれた点があると思います。会社に入ってからも先輩に仕事とは関係ないことで悪く言われましたが、あまり気にせずにいられました。仕事のことで上司からしかられたときにもおちこまず、次に失敗しないように心がけたらよいのだと思うことが出来ました。
悪口は良識のない人の言うことと思って切り捨てましょう。きちんとした考えを持っている人は、それがヒカルさんとはかけ離れた考えの人でも、ちゃんとヒカルさんに敬意を払ってくれます。
「悪口をメインとしたいじめについてどう思うか」というご質問に関しては、「私なら気にしない」とお答えします。