元おおさか維新の会の代表であり、政治的・社会的影響力が大きいタレント弁護士の橋下徹さんが個人のツイッターでこんなことを発言されていました。
----「マイナンバーでカジノ入場制限」に賛成。同時にパチンコ店への入場制限もやるべき。カジノでできるならパチンコでも技術的にはできる。パチンコだけ入場制限しない理由はない。----
橋下さんの発言は、マイナンバーよりもギャンブル依存症を防ぐための入場制限の方に重きを置いている発言なのかもしれませんが、政治経験者の中にマイナンバーが絡む大きな問題についてこのような発言をする人がいる、これは近い将来マイナンバーが本来の目的外の分野に安易に流用され、それがどんどんエスカレートしていくことを示唆しているように思えてなりません。
そもそも、入場制限なんてものは、業者に対して利用制限を法律で義務付けて、レンタルビデオ屋でもやっているように、身分証明書を使った会員制にすれば、わざわざマイナンバーを使わなくても技術的にできます。結局は、ギャンブル依存症の抑制を名目にマイナンバーとカジノ利用を紐づけて別の目的に利用(利用者を特定しお金の流れを把握)する意図があるのではないかと疑われてもしかたがありません。