おてだまさん、はじめまして。
同じ高2でアルト吹きの沙羅といいます。
いきなりですが・・・
自分は自分です。
その先輩達は引退して暇だから、クラブに現れて後輩にちょくちょく言いた
いもんなんですよ。私が思うに、テナーの子を目標にするのではなく
て、プロの音を聞いたり演奏会に行ったり、耳を肥えさせてください。その
子より上手くなったらもうそれで満足ですか?違うと思います。それにテナ
ーとアルト。同じサックスでも音色は全然別物ですよね。おてだまさんはア
ルトのエキスパートになればいいんです。
肝心なのは私は誰がなんと言おうと絶対うまくなってやるってことです。
後輩は先輩の姿を見ています。おてだまさんの努力も見ていることでしょ
う。中学の時、私の通っていた学校では引退の時に手紙を交換するのです
が、後輩達からもらった手紙の中に、ある子が“先輩がソロの練習を一生懸
命にしているのをみて凄いと思いました。”と書いてくれていました。私は
ちょっとビックリしたんですが・・・だから、あなたが頑張った分だけ誰か
がその努力を見ていますよ。
今おてだまさんは悩んでいるけど、それを振り切って、楽器を向き合えば、
自分の力を確信できる時が必ずきます。