雛さん
吹奏楽部でＦｌを吹いてる未花といいます。とても苦しい思いをされている
んですね。

私もＦｌを始めたとき、雛さんと同じような気持ちだったことがありまし
た。学校には楽器が一つしかないのに同級生と希望が重なってしまい、運よ
くその子がすでに自分の楽器を買ってもらっていたので私もＦｌが手にでき
たのです。

どうしてもＦｌが吹きたかったので、最初はすごく嬉しくて、毎日毎日本当
に楽しかったです。それでも、やっぱり数ヶ月前からＦｌを吹いている友人
に比べたらまったくの初心者である私は上達が遅く、息はなかなか続かない
し指は動かないし音はかすれているし、次第に焦りが出てきました。先輩
は、スタートが早い分上達も早い友人にかまうことが多く、「迷惑ばっかり
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合奏でも失敗するし、先輩と友人とでカンニングブレスをしてもらったり同
じ時期に入部した１年生の中で一番足を引っ張っているような気がしてなら
なくて、「こんなことなら、Ｆｌを始めない方が良かったのかもしれない」
とさえ思いました。

でも、初めて参加した演奏会でたくさんのいい演奏を聴き、「こんな演奏が
したい」という目標を持つことができました。それからは、多少負い目があ
るものの初心にかえれた気がします。また、Ｆｌを吹くのが楽しいと思える
ようになりました。

私が吹奏楽を始めた動機も、雛さんと少し似ているところがあります。私は
運動が得意な方ではないですが、音楽は聴くのも演奏するのも大好きだし、
ピアノの経験もありました。
最初は自然に吹奏楽部へ流れていったような感じでしたが、副部長も経験し
たし、自分で言うのもおかしいですが今ではそこそこ上達して、１ｓｔＦｌ
やＰｉｃｃ、そして部長を任されています。
最初は「私にはＦｌは合っていないのかもしれない」と思いましたが、今で
はＦｌを演奏するのが一番の支えで、最良のパートナーのような存在だと思
っています。

最初から希望が通らなかった上、人数が多いバンドでいろいろと辛いことも
多いかと思います。確かに誰かが辞めてバランスが変われば、部員には負担
がかかってしまうと思いますが、それは雛さんがおっしゃるようにある意味
仕方がないことかもしれません。
私は吹奏楽を辞めてしまうのはもったいないと思いますが、今後雛さんたち
が楽しさを見出せず、苦しむだけなら、無理に続ける必要はないとも思いま
す。
先生、部長さんが雛さんたちの意志を尊重してくれるのなら、それに甘えて
みてはどうでしょうか？

答えになっていないかもしれませんが、これが私の意見です。私情が入った
上に長文ですみません。もしよろしければ参考にしてください。

雛さんたちにとって一番いい選択ができるといいですね。