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2516まず基本です。
1.主に振動するのは上唇。下唇で音域をコントロールします。
2.「フムー」と発音する時のように、唇の両端は、いつも力を入れておき
ます。
上下方向を、やや広めに開けて、左右を少し狭めにすると書いた方が理解し
やすいかも知れません。
3.アンブシュアは、唇周辺筋肉の前に集める力と、顎と頬の筋肉の引っ張
る力のバランスで成り立っています。注意しなければならないことは、吹く
音域によって唇両端の幅を変えてはならない、と言うことです。
4.アンブシュアには、低音用と高音用の2モードあって、この切り換えを
徐々に変化させていく方と、明確に切り換える変える方がいらっしゃいま
す。
5.後者の場合、「チューニングのB♭」の下の「C」あたりが、音が切り
換えポイントです。
6.低音モードのアンブシュアーは、口笛を吹く時のように、前に集めま
す。高音モードでは、下唇と前歯に隙間があかないように近づけます。
7.高音では下唇を「巻きぎみ」にしますが、このように書くと教則本に、
「巻くのダメ」と書いてあったと反論する方がいらっしゃいますので、
「息の吹き込む方向を、より高音になるにしたがって、正面→マウスピース
のリム方向(下側)にコントロールする。」と言い換えます。
この先は、ご興味をもたれた方から「レス」をいただければ、続けさせてい
ただきます。では…。