こんにちは、私はバストロンボーンを吹いているので、多少の差異はあると思います。
なので、あくまでも意見の一つとしてお聞き頂ければと思います。
○音について○
汚い音、痛い音となりますと、恐らくマウスピースへの唇の押し付け方、又はブレスの使い方かと思います。
マウスピースは唇を振動させる補助をしてくれますが、あくまでも補助です。あまり強く押し付けて吹くと、深い優しい音色を出すのは難しいかもしれません。
この場合は、吹く際の唇の形、これをアンブシュアと言いますが、アンブシュアを作る所からやってみるといいかもしれません。
マウスピースはあくまでもアンブシュアの補助、楽器本体はそれの音を整え、増幅させる装置だと思ってください。
ブレスの使い方の場合は、口先だけで吹こうとせず、まずはあくびのように広く深いブレスで音を出す、という感覚で吹いてみるといいかもしれません。
体はリラックスした状態を保ち、深呼吸のように深く息を吸う。肺にある空気を一度唇で止めず、そのまま楽器に伝えるようにしてみるといいと思います。
○アンサンブルについて○
小編成の場合だけではありませんが、常に意識しておくといいものだと思っているものがあります。
吹奏楽は言ってしまえば小編成(それぞれのパート)の集合体ですので、パート単位でも出来ると吹奏楽をやる上でかなり変わると思います。
・ブレスを吸う感覚を合わせ、トップの人のタイミングを共有する事
・伴奏なのかメインなのか、バランスを意識すること
この2つだと思います。
トップの人はブレスを吸う前段階で入りたいタイミング、テンポを明確に周りに伝え、周りはトップの人の意図をしっかり汲み取る。
これが出来るとアンサンブルやパート練習をやる時に音を纏めやすく、音楽の形にしやすいと思います。
rit.やテンポが変わるタイミング等はお互い特に意識するといいと思います。
メインを吹くときは自分がメインであり、伴奏であるときはメインの人を立たせてあげる事が大事です。
自分の音が今どちらなのか、例え1音でもメインならば、そこはしっかり吹くことが大事です。
要はメリハリをしっかりする、ということですね。
ハモりや裏旋律であるならば、旋律を吹いている人に寄り添って、しっかりとお互いの存在を確立させましょう。(少し大袈裟な位やってみるといいかもしれません。)
中途半端にやるとお互いが邪魔しあい、逆に音楽として崩れてしまいます。
長くなってしまいましたが、きこるんさんの成功と成長の為に少しでも力になれましたら幸いです。
頑張って素晴らしい音楽を皆さんに聴かせてあげてください。
To:ぼっそ
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主題:
トロンボーンの音が痛くて汚い