ゆかりさん
先ずどの楽器にもいえる事ですが・・・
音程の定まらない時にチューニング管を入れても抜いても意味はありませ
ん。
特に初心者の方は音を出す毎にピッチが異なるので余り意味がありません。
それでは話が止まってしまうので・・・・
どの金管楽器も主管を少し抜いた状態(ホルンなら5〜10mm位かな)で
設計音程が出るようになっています。(A=442Hz)
主管は何処も操作しないでストレートに息が抜ける空気の通り道に付いてい
ます。
楽器の癖で倍音によっては音程が高めや低めになってしまっていることがあ
ります。(完全に合う楽器は存在しません。出す音域によって必ず高め、低
め時にはぴったり等案外いい加減です)
それと奏者の癖(ピッチ感)によっても変わってしまいます。
ですから今日は何時もより高いかなと思ったら少し抜けば良いし低ければ入
れれば良いのです。
主管に対して各ローターに付いてる枝管はちょっと難しいです。
基本的には主管と相対的に調整していきますが何処の音を基準にするかで全
く異なります。
金管楽器・・・・それは非常にピッチが不安定ですが反対にそれだけ調整で
きる楽器とも言えるのです。
ホルンは、特に細い管が長いので非常にピッチが不安定なので替え指を多様
するはずです。また独特の奏法のため(右手でも音程を作る)ここだという
基準を作るのは・・・・・
初心者ですから余りピッチに拘らず響きのある音を出すことを目指してくだ
さい。Hrパートの皆さん一人一人響きのある音を出せばそれほど耳障りな音
にはならないはずです。