>>
13問7ですが、Aの論理療法が正解のような気がします。
論理療法は認知療法的技法ですが、近年の認知療法は行動療法的な技法を
用いるので、認知行動療法と同義的になってきています。
また、心理学の世界では、同じものでもさまざまな訳語の違いがあり、混乱
が起こることがあります。私は論理療法(RT)を論理情動療法(RET)と呼ん
でいました。論理情動行動療法(REBT)なんて訳されている文献もありま
す。そういう関係で、最初正解を認知行動療法と判断しましたが、あとあと
考えてみると、論理療法のような気がします。広義では認知行動療法でもあ
ながち間違いではないとは思います。
このように、私の解答は、私ならこう解答するという意味で答えを導き出
したものなので、そのまま鵜呑みにはせず、私だけでなくだれの解答も懐疑
的に受け止めるようにされることをオススメします。
他の問題については、流すようにみた程度で、時間的にまだじっくりと考
えていませんので、正解なのか間違いなのかの判断は、今のところはできま
せん。また時間をつくって、どれかを考えてみるつもりではいます。
ちなみに、私はカウンセリング技法や心理療法だけを専門に勉強してきた
(している)人間ではなく、心理学全般に興味をもち、広く勉強していま
す。カウンセリング技法や心理療法は私が勉強している(してきた)心理学
全般の中の一分野である臨床心理学の中のさらに一分野です。
そのため、交流分析については名称を知っているだけで、勉強したことがあ
りません。論理療法も創始者とその概要ぐらいしか知りませんので、ご期待
に沿える解答ができているとは限らないのです。
心理学は広いです。おかげで、まだ勉強していなかったことと、勉強して
おかなければならないことを発見でき、自分自身へのよい課題ができて感謝
しています。