しんすけさんへ
あえて↓まし〜んさんと反対の意見を述べさせていただきます。
しんすけさんは、何か壁にぶつかっていませんか?それで目の前の壁を避けようと、別の物に目が向いた...と言うふうにもとれます。
人の趣味嗜好なんてたった一つではありません。特に幼少時は何にでも興味を持ち、子供はいろんな分野でその才能の目をのぞかせることでしょう。そして、成長するにつれその一分野にのめり込んだり、あるいはあれもこれもと他分野にわたって興味を持つことになると思います。
恥ずかしい過去なので、余り詳しいことはご勘弁願いますが、私の話をさせていただきますと、私は典型的な後者でした。中学高校の時まで、趣味といえる物は一つや二つではありませんでした。またご多分に漏れずそのいずれもが中途半端で「これなら誰にも負けない」と言える物もありませんでした。分野としては「理科学系」「芸術系」の2系統に分類されると思います。そして大学受験時、目標にしたのは迷わず「工学部」でした、そして大学情報を漁っているときに気に留まったのが「芸術学部」。私はちょっとした興味から「工学部」を受ける傍ら、一校だけ「芸術学部」も受験してみました。結果は「芸術学部」を含め数通合格通知をいただきましたが、何の迷いもなく「工学部」へと進学しました。そして、私は挫折しました...理由を挙げるといろいろありますが、結果として私は「工学部」から逃げ出しました。そして、退学の翌年「芸術学部」に入学しました。もちろん自分の主張を親がすんなりと認めてくれるわけもなく、数ヶ月の時間がかかりました。あの時期ほど「自分の夢」を真剣に語ったことはありません。それほど熱望して進んだ道ですが、結果はまたも挫折してしまいました。理由はもうお判りでしょう、「芸術」では飯が食えないのです、ごく一部の才能のある人しか...そしてその「才能」が自分には無かったことを思い知らされただけでした。もうさすがに進路変更は利きませんから、卒業後は無難にサラリーマンとして就職しましたが、転職を重ねた末、今現在「研究所」と名の付くところで働いております。今になって工学部で専門知識を身につけていればと後悔することも多々あります。
私と同じようにしんすけさんが失敗するとは限りませんが、安易に「逃げる」ことだけはしないで下さい。今一度よ〜く考えて結論を出して下さい。決めるのはしんすけさん自身です。