窓を閉めます(当然)。雨戸やシャッターがあれば当然閉じます。カーテンを二重にして、少なくとも室内側は出来るだけ厚手の吸音が期待できるものに取り換えます。可能であれば室外側も同じような厚手のものに変えたいところですが、常識的にはレースのものになっていますね。
ドアを閉めます(当然)。ドアの隙間にタオルなどの詰め物をします。
なにがしかの工夫は必要になりますが、段ボールを壁面に貼ります。また最近ではあまり見かけませんがプラスチック製ではない紙製の生卵を入れるケースは段ボールより更に吸音性が高いそうです。窓にも張り付けて構いません。
マンションの場合は隣家との境となる壁面に本棚やタンス等を配置します。隣家と直接接していない部屋があればその部屋で音を出すのが最も良いです。床には厚手のジュータン、あるいは段ボールを敷き詰めます。ここまでやっても天井から上には音が抜ける可能性がありますね。
トイレの個室の壁四面と天井と床に段ボールを敷き詰めてその中で練習するとか。実は換気扇から音は駄々洩れになるので、塞ぐのではなく流路が折れ曲がることで音が直接漏れないような工夫をすると良いのですが、換気扇より一回り大きく段ボールを切って隙間を開けて吊るしてみるだけでも少しは効果が期待できます。
時間帯によって環境騒音のレベルは大きく変わるので、出来るだけ周囲が静かではない時間帯に限る。また騒音と感じるかどうかは個人差が非常に大きいのです。一方で仲の良い人の音は気にならないということもあるのは事実なので、日頃からのご近所付き合いが大切です。事前に菓子折りなどを持って挨拶しておくというのも有効だと思います。こじれてしまうと取り返しがつかなくなります。
とりあえず現状のままで思いっきりffで楽器を鳴らしてみて、家族や友人に部屋や家の周りでどの程度聞こえるか確認してもらいましょう。