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729私も心が硬くなっていないか心配です。音楽と自然体で向き合えば、きっと
大丈夫だと思いますよ。
私がオケで長時間の休みを待っている間、オケが盛り上がれば私も緊張し
ますし、オーボエが素晴らしいソロを奏でればまるで自分の事のように嬉し
くなってニヤっとしてしまいます。たとえ30分の休みでも音楽に身を任せ
ていますし、私はどのお客さんよりも早く音楽を聴ける、まるで音の生まれ
る泉に浸っているかのような充足感が大好きです。
ですから、バンドを信頼する事や楽曲を好きになることも大切だと思いま
す。私たちは素晴らしい曲を創った作曲家に代わって、お客さんに音楽の素
晴らしさを伝えることが仕事なのですから。
で、極論を言いますが。
表情なんか客席から見えません。
ので、表情についてあまり深く悩む必要はないと思います。どうしても気に
なるのであれば、叩いている所を誰かに録画してもらうとよいです。クラシ
ック番組に出演している演奏者がどんな顔をしているのかを見るのもよいで
しょう。
なんにせよ、意図的に作った表情が最もよろしくないと思います。必要以上
の過度なフォーム、見栄えを意識しすぎて物理的に不適合な動きで演奏して
いる学校がありますが、私の意見を言わせてもらえばキモチワルイです。
第一、プロでそういった動きをしている人がいるでしょうか。少なくとも
私は見たことがありません。プロは自分の仕事を、自分の表現を信じてたん
たんとこなしています。必要以上の小細工はありません。しかし、彼らは聴
くものに感動を与え、私にいたっては服についたホコリを払う仕草さえカッ
コいいと思ってしまいます。もちろん、影の努力はすさまじいものがありま
すが。
ちょっと熱くなってしまいました。頭を冷やしてきます。