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687 私オススメの「滑らかな8分を叩けるようになるぞ」練習方法は、遅いテ
ンポに慣れろ作戦です。譜面通りにさらうのですが、徐々にメトさんを遅く
していくのです。用は、どんなテンポでも安定して叩ける必要があるという
ことですね。インテンポの半分のテンポで出来ればきっと新たな境地に辿り
付けるはずです。
大音量且つふくよかな音を作る方法ですが、試しに重めのバチを使ってみ
てください。バチの重さを活かせるので楽に音量は稼げます。
ヒットポイントですが、タイコ類はド真ん中を叩くと振動時間が短くなり
ます。ですから小太鼓も真ん中をわずかに避けるのも一つの方法と思いま
す。また、たとえダウンストロークであっても下向きのエネルギーをかけた
ままでは音が死にます。叩いた後は力を逃がしてください。
気になるのは、後から挙げられた休符をはさんだアクセントのパターンが
果たして「ふくよか」なキャラクターがふさわしいのか、という点です。指
揮者に相談してみてください。一つ確実なのは、ティンパニ奏者と小太鼓奏
者が同じ音質を目指さなければ本当の意味でユニゾンにならないという点で
す。例えば音圧、スピード感、輪郭などです。
ただし、例えば木管楽器のアンサンブルで音抜けの良いオーボエは内声に
おいて若干控えめに演奏されることがあるように、音量において同じダイナ
ミクスであるとは限りません。要求されているのは、ティンパニでも小太鼓
でもない、新しい音です。
だらだらと失礼しました。スタコラサッサッ