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677こんにちは。
>課題曲は「天馬の道」をやります。
打楽器が大活躍する曲ですね。
それだけに演奏も難しいのですがやり甲斐がある曲だと
思います。
>どうも太鼓系で音程が合っていないのが変に聞こえるそうです。
一般的に太鼓類は一定の音程を感じないようにチューニング
するのが普通です。そもそも両面皮の太鼓は、自然にそんな
サウンドになるように出来ています。
この特性があるからこそ色んな構成の楽器・・・弦楽器や管楽器、
ピアノやギターやベースと調和し、いろんな調の曲にとけあう
力が打楽器にはあるのです。
一定の音程を作るようなチューニングは、そう言った打楽器の
良さを無くしてしまうことになります。
>スネアやバスドラには決まった音程があるのでしょうか。
スネアやバスドラで妙な「一定の音程」が感じられるのは
良くありません。しかし「まとまりのある音」と言うのは
あります。音の輪郭がハッキリしており、バスドラムは
打つと、そのままの音で自然に音量が減衰していきます。
>CやAなどの音程にチューニングしたほうがよいのでしょうか。
しない方がいいでしょう。というか、両面皮の太鼓で
そういうチューニングは完全にやるのは無理です。
>いい音で鳴るところにチューニングするとしか
>書かれていなくて困っているので教えていただきたいです。
確かにその通りだと思います。
チューニングが上手な人は「こんな音にしたい」「スナッピーの
反応を良くしたい」などと考え、いろいろと手を尽くします。
ですが、まずそのスネアやバスドラムが「いい状態で鳴る」様に
してあげるのが基本だと思います。
スクールバンドのスネア、バスドラで音がイマイチぱっと
しない多くの原因は2つです。
(1) ヘッドが均等に張られていない
ヘッドのまわりには、ボルトが何本もありますがこれが全て
均等に締められていないと、皮の振動が均一でなくなりまとまりの
ない音になります。
(2) 表と裏の張りのバランスが悪い
胴の材質、深さ、素材、ヘッドの種類・・・・その他の原因で
様々ですが、楽器ごとに良いサウンドになる表裏の張りのバランス
のポイントがあります。
バスドラムの場合、多くは裏の方をゆるくします。スネアの場合は
表の方が高い、裏の方が高い、ほぼ同じ・・・など本当に色々です。
上の方で「まとまりのある音」と書きましたが、そんな音が出せる
楽器は、この調整が上手く行っています。
・・・結局はボルトの締め具合ですね。たったこれだけです。
いまご覧のこの画面の中に「Google」と書かれた検索窓があります。
そこで「スネア チューニング」「バスドラム チューニング」と
入力して検索してみてください。
バスドラムに関しては過去の書き込み
バスドラムのチューニングの仕方について レッツだGO
[スレッド 454] 2006年10月15日(日) 21時4分(*^-^*)
にも詳しく解説してあります。