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535初めまして。中3のパーカッションやってる者です。
私はパーカッションは吹奏楽の中で一番目立つし
表現力が大切なパートだと思います。
打楽器=体で表現 であると私も思っています。
私も夏のコンクール等で他学校・音楽団の演奏を沢山聴いてきましたが
無理に体で表現しようとしている人が目に留まり、
「力が入ってるな・・・」と少し心配な気持ちになりました。
多分、その人はその時だけ意識していたんだと思います。
このように日頃に練習から体で表現していない人は
無理に本番で表現しようとしてもなかなかできないものだと思いました。
私も演奏会等で演奏し、そう学んできたつもりです。
では どうすれば上手く表現できるのか・・・?
何度も考えてきましたが、どんなことを考えても
いつも同じ考えに辿り着きます。それは
【曲について深く考え、曲の中に入ること】
例えば、誰もが知っている曲「かえるの歌」
「かえるの歌」なんて簡単、ただ叩けば良いって思わずに...
まず「かえるの歌」というのだから
カエルが歌を歌っている、
若しくはカエルのテーマソングのようなものだと解釈します。
カエルがカエルの為に歌うのです。
では、歌詞に入ります。まず
♪か〜え〜る〜の〜う〜た〜が〜"
「何」 の「何が」聴こえるの?
「かえる」の「歌が」聴こえるんです。
それを分かってもらいたいという気持ちを持つことです。
音は「ドレミファミレド」ですよね。
ただ音を上手く叩こうとするのではなく
まず気持ちを持ち、それから音を叩いてください。
続いて
♪き〜こ〜え〜て〜く〜る〜よ〜"
聴こえて「くるよ」と話し掛けています。
私たちは言葉や声で気持ちを表すことが出来ます。
それに対し、打楽器奏者は打楽器を使って気持ちを表します。
打楽器は打楽器だけでは話せません。
他の楽器も同じです。楽器だけではありません。
全ての物にも言えることです。
だから私たちと一緒に話します。
それを人に聴いてもらうのです。どんな楽器にも共通しますね。
では、次です。
♪ゲロッ ゲロッ ゲロッ ゲロッ
ゲロゲロゲロゲログワッグワッグワッ"
カエルが鳴いているシーンですが、これは曲の中にもあるように
「かえるのうたがきこえてくるよ」です。
鳴き声のようにも聴こえますが、歌なのです。
ここも先程と同じように、楽器と一緒に歌います。
このように、どんな曲でも深く考えます。
すると、知らないうちに体全体で表現できるようになります。
・・・実は実際、私もこの方法で自然に表現できるようになりました。
「体を動かすんだ、表現は大事なんだ・・・」と無理に思うより、
「この曲はどんな曲なんだろう、この曲に入ろう」と思うほうが
ナチュラルに表現できると思います。
時には主人公に、風に揺られる木々に、力強く飛ぶ凧に・・・。
曲の中では普段体験できない気持ちが味わえて楽しいですよ〜
長文、申し訳ありませんでした。
少しでも参考になって頂けると幸いです。