なるほど。
では、こういう練習はどうでしょうか。
(1) 普通にマレットを構えてマレットの先をティンパニの
皮面上に置きます
(2) そのまま静かに右手を上にすっと上げます(顔の前ぐらい)
(3) そっと静かに音がしないよう、マレットをまた元の位置に
戻します。
これが自然なアップの動作です。しばらく右手をくりかえしたら
左手もやってみてください。慣れたら、左右交互にやります。
繰り返しますがマレットを置く、上に上げる、またマレットを置く
動作の繰り返しです。音は出しません。
ポイントは上げるスピードと戻すスピードを同じにする事と、自然に
上げ、決してパッと引き上げるような動作をしない、この2点です。
この動作がスムーズにできたら、皮面のほんの少し上からマレットを
落としトォーン・・・と軽く音を出し、先ほどのアップ・ダウンの
動作を行います。
そしてまた皮面の少し上で止まり、そのまま続いて反対の手を動作
します。
少しテンポ上げてみて下さい。注意する2点はそのままです。あくまで
自然な動きで。
これがアップ(ストローク)の基本です。マリンバなどの鍵盤楽器の
発音の基本も同じです。
アップと言っても決してサッと引き上げるのではありません。低い位置の
マレットやスティックで発音したら、そのまま高い位置に運ぶだけです。
さらにテンポを上げて8分音符を意識しながら左右交互に叩いてみて
下さい。タッチがクリアで、音程感のある明るいティンパニサウンドに
なると思います。
さて・・・
練習の鬼>アップというのはウォーミングアップの事でしょうか。
椿>叩いた後あげる動作の事です。
今回の、このやりとりのすれ違いのようにインターネットの
掲示板は文字表現が主体で、音楽や打楽器の様に「音」を
取り扱う分野を説明するには、力不足なのです。
繰り返しますが、
>ネットの掲示板で伝えられる事なんてたかが知れています。
>教則本をやってください。上手くなりたいなら。
ネットの掲示板で質問して打楽器が上手くなるなら、教則本や
楽器の指導者は必要ありません。
To:練習の鬼
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主題:
ティンパニーのアップの仕方