ももさん
基本はSDのスティックコントロールと同じです。
スティツクの持ち方も、
【ジャーマングリップ】手の甲が上を向く持ち方。 手首のスナップを有効
に使えるので、 打面にパワーを与えやすい(といわれている)。
【フレンチグリップ】 親指が上を向く持ち方。 指の動きを有効に使えるの
で、 細かいプレイに適している(といわれている)。
【アメリカングリップ】 手首の角度はジャーマンとフレンチの中間とな
る。特徴も両者の中間といわれている。
などがあります。自分のやりやすい持ち方が一番いいですね。
叩く場所はリムからヘッドの中心までの手前から1/3から1/4の所を叩きま
す。その辺が一番響きがといわれます。自分の耳でどこら辺がいい音か研究
してみましょう。
叩くときは肩、肘、手首を柔らかく、脱力して叩きます。ロールはシングル
ストロークで行います。ティンパニはスティツクの返しがとても大切です。
オーバーかも知れませんが、叩いたスティックが元の位置に戻るような意識
で練習してみてください。手首だけでなく、腕全体を使って叩きます。
ティンパニはオーケストラや吹奏楽の中では”王様”といわれるくらいとて
も重要なポジションに置かれる楽器です。また、指揮者はティンパニ奏者を
敵に回せない楽器です。敵になるともっとも恐ろしいのがステージの一番後
ろに陣取っているティンパニ奏者であるのは間違いないでしょう。それは、
ティンパニ奏者は一般的にいって弦楽器や管楽器の奏者と比べて音を出す機
会が少ないとは言えますが、彼の一撃は他の楽器が束になっても適わない音
量で全体の雰囲気を決定づける迫力をもっています。
基本的なことも、はじめはゆっくりから繰り返し練習し、慣れてきたら次第
にテンポを上げていきます。継続的に行うのが上達の秘訣です。どの練習で
も共通のことですね。頑張って下さい。