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234格好つけて歌っている人や地声で歌っている人は、
良い悪いではなくて、そこが「商品的な価値」なんだと思いますよ。
J-POPアーティストは、
ルックスやパフォーマンス、そして歌唱力、話題性。
この総合力で成り立っていると考えると、地声でも格好つけでも、それが周
囲に受け入れられる一つの価値が生まれてくるんですね。
もちろん、そういう歌い方を続けると後でしっぺ返しがくるので、
年を取って行けば昔のような声が出なくなったり、声量も失われていきま
す。10年経っても20年経っても一線で歌い続けられるJ-POPアーティスト
は、きちんと発声のことを勉強している人です。
息の使い方だけでなく、
発声の習得はクラシックを歌う者と明らかに時間が短いです。
本来なら長い年月をかけて完成していかなければならない声を、J-POPは今
若い段階で売っていくわけですから、そこは大きな違いかなと。
合唱ほど、芸術的な完成度は求められてないんだと思います。
本題ですが・・・
ななやのさんはきっと、この曲は地声で歌うとか頭声で歌うとか、
合唱やJ-POPを分けて考えてしまってませんか?
良い声というのは、カラオケだろうと合唱だろうと関係ありません。
本格的に合唱に触れているなら、その一番良い声で、どんな曲も歌えたら素
敵じゃないですか。
それが、ななやのさんの一番のオリジナルだと思います。
朗々とレガートに、言葉を立てて、カラオケでも良い声を聴かせてあげて下
さい。それが歌い手さんです。