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126私たち日本人は、音声教育というのがほとんど行われない国なので、
正しい日本語がしっかり喋れなくなっている人が増えています。
歌とは「始めに言葉ありき」だと思います。
歌詞があるから、そこに歌が生まれるように、
歌い手は「言葉」をとても大切にします。
発音や発語というのがあるんですね♪
要はお客様が聴きやすくて解り易い、しっかりとした言葉の練習と思ってく
ださい。その為に早口言葉や詩を朗読する事は、素晴らしい練習法だと思い
ますよ♪
私は声楽をする前は演劇をやっていたんですが、その時の経験はオペラや合
唱で舞台に乗る時も、大変役に立っています。何事も「声に良い事」はチャ
レンジしてみて損はありませんよ
お薦めになるかどうかは解りませんけど、有名どころは「北原白秋の五十
音」や「市川団十郎の外郎売り」が良さそうですね。これは実際に、アナウ
ンス教室や専門学校でも取り入れられています。