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住宅総合アドバイザーとは、いいアイデアだと思います。

大手住宅メーカーや大手工務店などに真似出来ない隙間産業を狙って、独自
のアイデアで大手住宅や大手工務店を相手に一つのビジネスとして立ち上げ
ることに賛同します。

ビジネスを立ち上げるに当たって、いくつかヒントになる事例を紹介しま
す。

まず、結婚式場を例にとりますと、町の小さな結婚式場は、大手資本の豪華
な結婚式場やホテルなどに淘汰され、今は、ヨーロッパ風の建物に立派なチ
ャペルを兼ね備えた式場が、若者に受けています。

神前結婚式は殆んど見なくなりました。

結婚式場やホテルは、取った取られたで、生き残りに凌ぎを削っています。

そんな中で、結婚式場やホテルを敵にまわさずに、立派に共存共栄で成り立
っているビジネスがあります。

それは結婚相談所です。若者は結婚式を挙げたいが、式場へ直接出向けばそ
こで捕まってしまう。

ワンクッション置いた結婚相談所なら、安心して式場選びが出来る。

結婚相談所は、各式場やホテルと斡旋契約を結び、お客様の予算や希望に添
った式場に送り込み、斡旋手数料を得ます。

又、男女の会員を募り、パーティを開催して成立料などで会社を運営してる
訳です。

又、結婚式の逆で葬儀場の斡旋をしてる会社もあります。

これからは、少子高齢化の時代に突入していますので、葬儀ビジネスの方が
伸びると思います。

又、私の大学時代の友人で、ある大手シャッターメーカーに勤めていました
が、数年前に退職し、自分の経験を生かして、数社のシャッターメーカーと
契約して、○○シャッターという有限会社を興し、平日は工務店やお店を回
り、日曜日や祭日は、休みの会社のシャッター調査とパンフレットの投げ込
みで、一応の成功を納めています。

次に挙げるのは、町の小さな喫茶店のマスターから全国展開の大企業に野仕
上げた成功例です。

30年前の昭和53年に、名古屋の町の小さな喫茶店からカレーの店を全国展開
し、総店舗数1.060店、年商600億円の大企業に野仕上げた現会長で、宗次徳
二さんという方がおられます。

カレーはどこの店にでもあり、珍しくも何ともありませんが、家庭的なカレ
ーをフランチャイズで全国展開して、大成功を納められた訳です。

そのカレー屋さんは、誰でも一度は行ったことのあるCoCo壱番屋です。

長文になりましたが、なおさんのビジネスのヒントになればと思い書きまし
た。

なおさんの住宅総合アドバイザーもなおさんの今までの経験を生かし、立派
なビジネスとして大成されることをお祈りします。